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2021年タイの芸能人で亡くなったのは?2021年タイ芸能界の訃報まとめ

公開日 2021/12/19 18:30

変更日 2024/06/21 10:15

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2021年は、2020年に続き新型コロナウイルスの影響で、これまでとは全く違った1年になりました。思うように外出ができない一方で、お家でエンタメを満喫した方も多いと思います。 2020年から日本でも人気急上昇中のタイエンタメですが、ここでは2021年に亡くなったタイの芸能人についてまとめてみました。

ソムポート・セーンドゥアンチャーイさんは、タイの脚本家、特撮監督、テレビ番組製作者です。8月26日、ガンのため死去しました。

バンコクの専門学校を卒業後、特撮映画制作がやりたいと日本に留学。東宝で円谷英二に弟子入りし、特撮の技術を学ぶなど、日本と深い関わりのある方です。

帰国後は、タイで初めてとなる本格的な特撮映画を制作し、当時のタイ映画歴代1位となるヒットを果たします。また、円谷プロダクションと共同でキャラクターを作り出しました。

円谷プロダクションの三代目社長、円谷皐とは兄弟のような親密な仲だといいます。しかし、ウルトラマンのキャラクターを巡り、日本、タイ、中国、アメリカでそれぞれ裁判となったこともあります。

2020年9月には、ウルトラマンを題材にした映画の著作権を主張しましたがが、タイ最高裁判所が上告を棄却し、ニュースになりました。ソムポートさんは、日本国外において自身が正当な著作権所有者であると主張していました。

また、ソムポートさんは、自身が日本に留学中にウルトラマンを考えたとも言っています。この騒動をきっかけに、日本ではソムポートさんのドキュメンタリー映画「タイの特撮王ソンポートチャイヨー・プロダクション秘話」が作られています。

それからも、ソムポートさんは特撮映画をいくつか制作しましたが、1985年以降は映画製作から退き、テレビ番組などを手掛けています。

オード・キリブーン:10月16日没(享年57歳)

オード・キリブーンさんは、タイで歌手として活躍していました。音楽家、俳優、作詞家として、さまざまな作品を手掛けています。死因は脳腫瘍です。

1964年8月17日にバンコクで生まれ、1983年から「キリブーン」のメンバーとしてデビュー。2017年には、大阪で開催されたタイフェスティバルにも出演しています。

「ローワンチャンラックトゥー」「ハークラック」「プルークラック」などのヒット曲で知られており、1984年からは、男女ボーカルグループのデュエット曲の制作にも力を入れていました。

バンドが解散した後も、ソロアルバムを数十枚発売するなど、精力的に音楽活動を続けていました。1989年には映画「キュン・チュイの愛」に出演し、俳優デビューも果たしています。また、音楽学校も設立しました。

2021 俳優

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