COLUMN コラム

台湾のお正月の過ごし方は?日本と似ている習慣、異なる習慣

公開日 2021/12/27 18:30

変更日 2024/06/21 10:15

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日本では新暦の1月1日にお正月のお祝いをしますが、実は近くにある中華圏の地域では、旧暦で新年のお祝いをする場所が多くあります。 今回は、そんな中華圏の地域の中でも台湾をピックアップ。料理や伝統などを始め、台湾のお正月の過ごし方を紹介していきます。

旧正月のルール

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台湾では、旧正月を過ごす上でいくつかのルールが存在します。

例えば、旧正月には掃除をしてはいけません。その理由は、1年間の福を外に出さないためと言われています。

他にも、2日目には妻の実家に行き、3日目には外に出ないという習慣もあるそうですが、こちらの習慣は時代の変化とともにほとんど見かけなくなっているようです。

旧正月に食べるものは?

台湾では、旧正月に「年菜」と呼ばれるおせち料理を食べて家族円満や開運を願うとされています。

年菜の定番は魚料理で、「ますます裕福に」という願いが込められていたり、カラスミには子孫繁栄を願う意味があるなど、日本のおせち同様、料理ごとに意味があり願いが込められています。

また「年菜」ではありませんが、「火鍋」も人気があり、多くの人が食べているようです。

お年玉はある?

台湾では、赤いポチ袋に入った「紅包」と呼ばれるお年玉があります。

日本と違うのは、台湾では成人すると子供が親にお年玉をあげるようになるところ。

もちろん、大人から子供にあげるものでもあるので、成人して子供のいる人は、子供と親の両方にあげることになりますね。

何をして過ごすの?

麻雀牌

台湾の家庭では麻雀が人気で、家に麻雀テーブルがある家も少なくないそう。

そのため旧正月には、親戚が集まって麻雀大会をすることもあるようです。

また、もらった「紅包」で宝くじやスクラッチを買う人も多いそうで、毎年盛り上がりを見せています。

まとめ

いかがでしたか?今回は、近くにありながら日本と違うことも多い台湾の旧正月のお祝いについて紹介してきました。

コロナでなかなか海外旅行が難しい時期ではありますが、旧正月の時期に台湾に行く際にはぜひ日本との違いをチェックしてみてくださいね。

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