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少年がたどる運命とは?中国ドラマ『侠客行』のあらすじ&キャストまとめ

公開日 2024/06/21 10:19

変更日 2024/06/26 19:20

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『笑傲江湖』などで知られる中国の超人気作家、金庸(きんよう)の同名小説をドラマ化した中国ドラマ、『侠客行(きょかくこう)』。ストーリーはもちろん、圧巻のアクションからも目が離せない作品です。今回の記事では、中国ドラマ好きなら押さえておきたい、『侠客行』のあらすじやキャストについてご紹介していきます。

『侠客行』ってどんなドラマ?

『侠客行』は、中国で根強い人気を誇る武侠小説が原作のドラマで、2001年に放送されました。『侠客行』の原作を描いた金庸は、歴史に基づいた作品で人気を博した「武侠小説御三家」の1人として数えられる作家で、中国・香港・台湾を中心に多くの人々から支持されています。

日本では耳なじみのない武侠とは、近代より前の中国または空想の世界を舞台として、正義の心を持つものが武術を武器として正義をなしていくというもの。中国では大衆的なジャンルとして多くの本やドラマが作られています。『侠客行』でも、のらいぬと呼ばれながらも純粋で武術に長けた少年が主人公となり、ストーリーが進んでいきます。

原作は全3巻ですが、ドラマは全40話。ドラマは小説よりもボリュームが増えているため、オリジナルの要素が多く加えられているのが特徴です。メインキャストには、ウー・ジェンやジョウ・リー、ドン・ジアジアなど若手実力派俳優が多数集結。監督を務めたのは、武侠ドラマを得意とするワン・シンミンで、後に同じく金庸原作の『連城訣』でも監督を務めました。

有名作家原作小説が元となったストーリーはもちろん、『侠客行』のもう1つの注目ポイントは、チェン・ヨンゴーがアクション監督を務めたアクションシーン。ワイヤーを使用して10人が同時に空を舞うというド迫力のアクションシーンは、まさに圧巻です。

実際に『侠客行』を観た人からは、「後半にいくにつれて面白くなる!」「ラストの衝撃が忘れられない」などの声が聞かれます。最後まで目が離せない作品ですね!

『侠客行』のあらすじ

手に入れれば、奇人の謝煙客がどんな願い事でも叶えてくれるという武林の家宝、玄鉄令。かつては3枚あるとされていた玄鉄令ですが、現在は1枚が残っているのみ。誘拐された息子を探したい夫婦など、さまざまな想いや陰謀を抱いた人々が1枚の玄鉄令を巡って争奪戦を繰り広げていました。

ある日、玄鉄令を所有しながら小村に隠れ住む呉道通のもとに、玄鉄令を狙った凶賊が襲い掛かります。多くの村人や呉道通が命を落とす中、一部始終を見届けていたのが名前すらなく「狗雑種(のらいぬ)」と呼ばれていた孤児の少年でした。

多くの人々を手にかけながらも、玄鉄令を見つけられなかった凶賊たちは村から引き上げていきます。そして全てを見ていた少年が、玄鉄令を手に入れるのです。

玄鉄令を持ちながらも何も望みを言わない少年を持て余す謝煙客は、難しい望みを言われる前に自滅させようと画策します。願いを叶えてくれる玄鉄令を手にしたことをきっかけに、数奇な運命をたどる少年の行く末は…?

무술

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中国ドラマ 歴史

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