公開日 2022/05/25 18:00
変更日 2024/06/21 10:21
Driver helping VIP woman or star out of limo on red carpet
映画好きなら一度は耳にしたことがある「映画祭」。世界的な映画祭において、アジア映画は常連となりました。映画祭と言えば、有名なのはヨーロッパ。でもアジア各国でも、映画祭がおこなわれています。アジアで開催の映画祭について取り上げます。
上海 プードン・ルージャーズイ(浦東・陸家嘴)の夜景 外灘(がいたん)から望む
東京国際映画祭と協力連携が取られているのは、上海国際映画祭です。
コンペティション部門となるのは、金像奨。長編作品が対象のメインコンペティション・アジア新人監督・ドキュメンタリー・アニメーション・ショートフィルムに、分かれています。
他にも岩井俊二の「リリイ・シュシュのすべて」や、山田洋次の「武士の一分」も上海国際映画祭で賞を受賞。
知られざるアジア映画作品をチェックするなら、上海国際映画祭は外せません。
《香港》旺角(もんこっく)・ネオン街
アジアで開催される映画祭の中で権威があるのは、香港国際映画祭でしょう。
香港といえば、ジャッキー・チェンやブルース・リーといった大スターを排出した都市。アジア映画の根幹を支えたと言っても、過言ではありません。
香港映画の、面白さを世界に伝えることを目的とし開催されたのが「香港国際映画祭」です。
また香港国際映画祭は、中国に知られていない映画を紹介する場としても使われています。
映画祭では、フィクション部門・ドキュメンタリー部門・コンペティション部門などにわかれて上映。各部門それぞれから、優秀作品を決定。
また映画交流の場としても使われており、過去には日本人監督をテーマとして取り扱ったこともあります。