公開日 2023/04/17 20:00
変更日 2024/08/21 13:20
CANNES, FRANCE - JULY 17: South Korean actor Lee Byung-hun arrives for the screening of the film \"OSS 117 : Alerte Rouge en Afrique Noire\" (OSS 117 : From Africa With Love) and the closing ceremony of the 74th annual Cannes Film Festival in Cannes, France on July 17, 2021 (Photo by Mustafa Yalcin/Anadolu Agency via Getty Images)
2000年代初頭に韓流が大ブーム。ブームを率いたのが、当時30代に突入したばかりのイ・ビョンホンでした。彼のきらめく笑顔は「キラースマイル」と呼ばれ、多くの女性のハートをキャッチ。彼は今どこで何をしているのでしょうか?追跡してみました。【※2023年4月17日更新】
イ・ビョンホンは女優のイ・ミンジョンと、2013年に結婚。2015年には、息子誕生。夫妻は度々マスコミの前に姿をあらわし、誰もが羨むラブラブなおしどり夫婦で知られています。
2人の出会いは2006年。友人を通して2人は知り合い、付き合うことに。しかし交際当時のイ・ビョンホンは、すでに大スター!一方で後に奥様となるイ・ミンジョンは、知名度ゼロの新人女優。立場が違い過ぎます。しかも熱愛が発覚すると、イ・ビョンホンもイ・ミンジョンも否定。ただの先輩後輩の間柄と表明。
2人は一度破局を迎えましたが、後に復縁。復縁のきっかけとなったのが、イ・ビョンホンが見た夢だったのです。
2013年8月10日ソウルにある高級ホテルで、イ・ビョンホンとイ・ミンジョンは挙式を挙げました。
結婚式は大変な話題となり、式場には大勢のファンやマスコミが駆け付けます。式場にかけつけたファンの中には、日本のファンの姿も。
なお挙式は完全非公開でしたが、かなりの盛り上がりとなったようです。参列者の中には、ドラマで共演したチェ・ジウ。他にもキム・テヒやチョン・ジュノの姿も。またリナ・パークやキム・ボムスの祝歌もあった模様。なんとも贅沢な結婚式となりました。
新婚旅行先はモルディブ。大スターが新婚旅行に向かうとなると、黙っていないのがマスコミ。仁川空港に大勢のマスコミが押し寄せましたが、イ・ビョンホンはキラースマイルで対応しました。
さすがビョン様です。
キャンプファイヤー
かなりデリケートな話になるため、事実だけを記します。
結婚後、イ・ビョンホンの「火遊び」が発覚。彼は「火遊びの様子を世間に広めてほしくないのなら5億円払え」と、元モデルから脅迫されてしまいました。
スキャンダルは裁判にまで発展。脅迫の件は元モデルも認めていますが、関係性があったと証言しています。一方でイ・ビョンホンの事務所は、元モデルの証言を完全に否定。「一方的な証言で名誉棄損にあたる」と、対立姿勢を見せました。
また第2回の公判では、イ・ビョンホン本人も出席。裁判所に向かう様子が、写真で抑えられています。
裁判は懲役3年の求刑に対し、1年~1年2か月の実刑判決となりました。なお韓国の場合、脅迫事件を起こしたら懲役3年以下500万ウォンの罰金刑が課せられます。つまり1年~1年2ヵ月の判決が下されたのは、情状酌量が認められたのでしょう。
事件を受けて、イ・ビョンホンは公式的に謝罪。プライベートなことで周囲に迷惑をかけたこと、応援してくれたファンに対して悪いことをしてしまったとのこと。
騒動は裁判とイ・ビョンホンの謝罪で、幕引きとなりました。
とんでもないスキャンダルで裁判沙汰にもなった、脅迫事件。となると心配になるのは、夫妻の現在でしょう。
全く問題はございません。2023年3月には、夫婦でラブラブの様子がSNSに投稿。障害を乗り越えた夫婦に、怖いものなしです。
イ・ビョンホンは、ファンを何よりも大切に思っています。今では世界のイ・ビョンホンとなりましたが、ファンに対する思いはもっと熱くなっています。
映画「非常宣言」のソウル舞台挨拶の際に、彼は日本のファンを見つけ胸が熱くなったとのこと。一時期と比べると緩和されたとはいえ、海外に行くのがまだまだ難しい中。そんな中でも韓国まで足を運んでくれたファンに、すごく感謝していました。
さらにイ・ビョンホンは、ファンミーティングにもすごく力を入れています。王子様的な一面だけでなく、ひょうきんな一面もファンミーティングで披露。韓国ではイ・ビョンホンの変わり具合にビックリし、ネットニュースにまでなったほどです。
ひょうきんな姿を見せるアイデアを出したのは、何を隠そうイ・ビョンホンご本人。なぜここまで突っ走るのかというと、彼にとっての「ファン」は、ただの「ファン」ではないからです。仲間であり友人です。
もしファンが毎日辛い日々を送っているのなら、イ・ビョンホンにとっても辛いこと。彼にとっての原動力は、ファンが幸せに過ごすことに他なりません。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、大勢の方が犠牲となられました。韓国でも大々的に報道され、騒然となったほど。
そこでイ・ビョンホンは、日本に7億ウォン(5000万円)を寄付。また彼は率先して、仲間の俳優達にも呼びかけました。さらに、寄付だけにとどまらず支援も表明。
日本ユニセフは、イ・ビョンホンの支援に対して感謝状を贈りました。
2010年イ・ビョンホンは、忠清南道公州にあるビルを28億ウォン(約2億9000万円)で購入。地上5階建てのビルとの報道です。さらに京畿道にある不動産もゲット。
また営業していない映画館をリノベーションをし、学生向けにワンルームマンションを建てました。賃貸料も合わせれば、かなりの額になるでしょう。
実はイ・ビョンホンのように、不動産投資に力を入れる韓流スターは少なくありません。不動産投資に取り組んでいるスターの中には、20代の人もいらっしゃるほど。
しかし最近は風向きが変わり、次々と不動産を売却しています。イ・ビョンホンも所有不動産を売却し、結果的に大きな利益を得ることができました。
不動産売却に踏み切った理由は色々ありますが、考える理由は不動産価格の大暴落でしょう。韓国銀行は政策金利を引き上げました。結果金利も増え、不動産どころの騒ぎではありません。
もしイ・ビョンホンが、不動産価格の動向をいち早く察知して早々に売却したというのなら、かなりのやり手。彼は一流の俳優であると同時に、一流のビジネスマンでもありました。