公開日 2022/11/16 20:30
変更日 2024/08/21 15:05
SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 04: Shim Eun-kyung poses for photographs on March 4, 2016 in Seoul, South Korea. (Photo by The Chosunilbo JNS/Imazins via Getty Images)
韓国で最も勢いのある女優シム・ウンギョンのプロフィールと、出演映画とドラマ。そして最新情報も合わせてご紹介します。チャーミングで可愛かったシム・ウンギョンも、大人の女性へと成長。彼女の活躍が気になる人は、要チェックです。【2023/03/17 更新】
シム・ウンギョンは20代ではありますが、芸歴は大ベテランの域に達しています。数多くのドラマに出演してきましたが、全て紹介するとなると長くなってしまいます。そこで特に面白い作品だけをピックアップして、取り上げます。
子役時代のシム・ウンギョンを堪能するなら、ドラマ「あんぱん」は外せません。「あんぱん鉄人」なる言葉が飛び出るほど、韓国では大変な人気となったドラマです。
ハン・ガランは小学校教師。アン・ナムジュンは気楽な性格の弁護士。2人が顔を合わせた時、ガランは思わず「あんぱん!?」と叫んだのでした。
1話で小学校時代のナムジュンに、綺麗な飛び蹴りをお見舞いしたガランが登場。小学生時代のガランを演じたのが、後の大スターであるシム・ウンギョンでした。
朝鮮王朝に実在した妓生ファン・ジニの生涯を描いたドラマ「ファン・ジニ」。実際の彼女がどういった人物かはハッキリしていませんが、韓国では女神様のような存在として知られています。
シム・ウンギョンが演じたのは、主人公ファン・ジニの少女時代。幼さがありながらもどこか大人びいた姿に、当時の視聴者達は衝撃を受けました。ファン・ジニの少女時代は誰が演じているのだろうと、韓国ポータブルサイトを賑わせたほど。
「ファン・ジニ」は、シム・ウンギョンがブレイクをしたきっかけとなりました。
2007年~2008年にかけて放送されたドラマ「太王四神記」は、ペ・ヨンジュン主演のドラマです。日本でも話題となり、NHKでも放送されました。
内容は、運命に導かれた青年が紆余曲折を経て高句麗の王となるもの。当時としては最先端の映像技術を駆使し、映画と遜色ないスケールで描かれていました。
シム・ウンギョンが演じたのは、イ・ジア演じるスジニの少女時代。ドラマには、シム・ウンギョンを入れて4人の子役が登場。子役達の愛らしさは話題となり、朝鮮日報でも取り上げられたほどです。
「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」は、日本で大ヒットしたドラマ「のだめカンタービレ」のリメイク版です。
日本版ドラマ「のだめカンタービレ」は、韓国の放送局MBC every1(当時はMBS movies)で放送。韓国ドラマには見られないハチャメチャな内容が話題となり、大変な話題となりました。また若い世代の間ではアニメ版も大人気。
韓国の「のだめ人気」を受けて制作されたのが、韓国版「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」でした。シム・ウンギョンが演じたのは、主人公野田恵に当たるソル・ネイル役。日本語吹き替え版には、アニメでのだめ役を演じた川澄綾子が担当。
結果は振るわなかったものの、ドラマで見せたシム・ウンギョンが弾けた姿は、ある意味貴重と言えるでしょう。
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テレビ朝日系木曜ドラマ「七人の秘書」オリジナル・サウンドトラック
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詳しく見るシム・ウンギョンは、日本のテレビドラマにも積極的に参加。2020年10月より放送されたドラマ「七人の秘書」では、凄腕ハッカー役として登場しました。
「目立たないこと」を信条に社会の矛盾と戦う、7人の秘書達。勧善懲悪と分かりやすい物語が当たり、平均視聴率14.5%をマークしました。視聴率1桁代が当たり前の昨今において、14.5%はかなりの高視聴率です。ドラマの好調を受けて、劇場版も制作されました。
シム・ウンギョンが演じるのは医療秘書。かつては医師を目指していましたが、途中で挫折。「複雑な事情を抱える秘書」と、いう難役を見事に演じ切りました。
シム・ウンギョンは映画にも積極的に参加。全て紹介したいのですが、今回は特に面白い映画だけをセレクトしました。彼女が気になるのなら、マストです。
42歳の主人公イム・ナミは、高校時代の友達ハ・チュナが余命幾ばくも無い事実を知ります。チュナの願いは、高校時代の仲良しグループ「サニー」の再会でした。サニーの再会をきっかけに、ナミは高校時代に思いを馳せます。
シム・ウンギョンが演じるのは、主人公イム・ナミの高校時代。舞台となるのは、1980年代後半の韓国。当時はお世辞にも裕福とは言えず規制が厳しい時代でしたが、そんな中でも天真爛漫にふるまう姿は「可愛い」の一言。
韓国映画には数多くの魅力的な女性が登場。ただナミのような「隣にいるような女の子」が登場するのは、あまり見かけません。「サニー 永遠の仲間たち」は、韓国映画の可能性を広げた作品と言えるでしょう。
シム・ウンギョンが演じたのは、20歳のお姉さんになった70歳のお婆ちゃん。ベテランの女優でも難しい役柄をコミカルに演じたシム・ウンギョン。本作の出演がきっかけとなり、韓国国内の映画賞を総なめにしました。映画も大ヒットし、観客動員860万人を記録!
シム・ウンギョンの名前が、日本に広く知れ渡るきっかけとなった映画です。日本アカデミー賞受賞作品。シム・ウンギョンが演じるのは、政府の汚職を暴こうとする新聞記者。松坂桃李が演じるのは、不都合な事実を隠す官僚。国に潜む「闇」に切り込んだ映画となっています。
主人公「私」役を演じるのは、バカリズムです。普通にメイクをして、憂鬱な月曜日を同僚達と過ごします。シム・ウンギョンの役は韓国からの入行で、主人公「私」と同じ職場で働くOL。韓国映画とは、一味違うシム・ウンギョンの姿は新鮮です。