公開日 2023/01/07 20:00
変更日 2024/06/21 10:24
16 February 2022, Berlin: Actress Kim Min-hee and director Hong Sangsoo arrive at the Berlinale awards ceremony at the Berlinale Palace. The 72nd International Film Festival will take place in Berlin from Feb. 10-20, 2022. Photo: Gerald Matzka/dpa (Photo by Gerald Matzka/picture alliance via Getty Images)
純粋過ぎる恋愛ドラマは、韓国映画の十八番。ではイケナイ恋を描いた「不倫」を韓国映画が描くと、どうなるのでしょうか?危険過ぎる恋を描いた韓国映画を9作品紹介します。記事を読めば、スリリングな体験ができるかもしれません。
離婚の話し合いをする夫婦(不倫・夫婦喧嘩)
韓国と日本とでは「不倫」の捉え方は違います。
日本の場合、最悪のケースで離婚です。芸能人となると、連日連夜のスキャンダルになるでしょう。しかし言い換えたら、離婚や大スキャンダル”だけ”で済まされるのです。
韓国は違います。2015年まで「姦通罪」があり、もしも不倫をしたら警察に逮捕されるほど。実際に逮捕に至った韓国有名人もいました。
今は逮捕されるまではいかないものの、有名人となると二度と映画やドラマに出られなくなるほど。
スリリング過ぎる韓国の不倫映画を紹介します。
好きになった人は、部下の妻でした。好きになった人は、夫の上司でした。
絶対に愛してはいけないと頭で分かっていても、理性が許しません。炎のように愛し合った2人は、破滅の道へと突き進んでしまうのでしょうか?
不倫となるとドロドロした内容になってしまいますが、映画「純愛中毒」は正しく「純愛」そのもの。
「恋は盲目」とよく言ったものです。
韓流を語る上で絶対に外せないのは、ヨン様ことペ・ヨンジュン。ドラマ「冬のソナタ」で、日本中のお姉様の心を鷲掴みにしました。
ドラマでは純愛を貫いたヨン様でしたが、映画「四月の雪」では不倫に足を突っ込むことに…。しかしヨン様の魅力によるものなのか、変なドロドロ感はゼロ。
体の関係が何かと強調される映画「不倫する理由」。作中は濃厚なシーンがあり、家族と一緒に観られない映画であるのは間違いないでしょう。
ただ映画の見どころとしては、濃厚シーンよりも冷え切った夫婦の関係性にあります。主人公夫婦の関係は既に冷え切っており、月に1回の「お楽しみ会」も義務的なものに…。
ではなぜ、義務的な「お楽しみ会」になってしまったのでしょうか?
「倦怠期の夫婦」という理由だけでは片付かないと気が付かせてくれるのが、映画「不倫する理由」なのです。