公開日 2023/01/06 20:30
変更日 2024/06/21 10:25
Old books and a quill
映画化&ドラマ化された韓国小説を9作品紹介します。今回リストアップした中には、2023年公開の映画原作小説も。小説ではドラマや映画で描かれなかった部分にも深く切り込んでいます。韓国エンタメ好きならば、原作小説は要チェックです。
原作はweb小説で、書店での入荷は可能(2023年1月時点)です。
小説はドラマのプロデューサーの目に止まり映像化。
今までの韓国ドラマには無かった「等身大の30代女性」を描き、大ヒットとなりました。
ドラマや小説で登場する主人公がリアルなのは、原作者も脚本家も30代の女性だったからでしょう。
同年代の女性ならば、共感しっぱなしの小説に仕上がっています。
原作はnaverに掲載されていたweb小説。日本語版も出ており、書店からの取り寄せも可能(2023年1月時点)です。
小説はシリーズ化されており、全5巻の構成に。
実在の人物が登場する話ではあるものの、内容は完全なるフィクション。
また小説とドラマとでは、話の展開が大きく変わります。
何がどう変わるかは、読んでからのお楽しみに。
男女格差は全世界が向き合わなければならない、大きな社会問題です。
男と女の差を描いた小説は世界中にあるものの、どの作品もソフトに触れているだけでした。
そんな中で登場したのが、小説「82年生まれ、キム・ジヨン」。
男女格差についての「現実」を嫌というほど突きつけた物語は、韓国中に衝撃を与えました。
2020年にも映画化され、韓国だけでなく日本でも話題に。
韓国ドラマが大好きな人でも、小説のタイトル「成均館儒生たちの日々」にピンと来ないかもしれません。
なぜなら、ドラマでは「トキメキ☆成均館スキャンダル」とタイトルを変えて放送されていたからです。
小説では、ドラマでは描ききれなかった細かい部分が書かれています。
ドラマ履修済みの方であれば、必読の一冊と言えるでしょう。
「成均館儒生たちの日々」を読んだのなら、同じ作者の「太陽を抱く月」もおすすめ。
日本ではBSフジで放送され、幽玄かつ濃厚なストーリーが話題となりました。
基本的なストーリーは、ドラマとほとんど同じ。
でもドラマで描かれなかった部分が、小説ではしっかりと表現されています。
既にドラマを観た人はもちろん、これからドラマを観る人も必読の一冊です。