今K-HIPHOPがアツい！どんなジャンルなの？韓国のヒップホップを徹底解剖！

活躍しているのはラッパーだけじゃない！

DTMイメージ

本場アメリカや日本などのヒップホップシーンでは、ビートに乗せたラップで相手を攻撃し合うMCバトルなども一般的ですよね。それに比べて、韓国のヒップホップシーンではMCバトルなどの文化はあまりメジャーではなく、音楽性が重視されています。そのためK-HIPHOP界では、ラッパーだけでなくラップを乗せるバックトラックを制作する「トラックメイカー」や「プロデューサー」という存在も、作品を作る上でとても重要なんです。ヒット曲を生み出すトラックメイカーの存在が大きいからこそ、今K-HIPHOPが大衆的な人気を集めていることも頷けますよね。

K-HIPHOP人気に火をつけた番組「SHOW ME THE MONEY」

この投稿をInstagramで見る

Mnet (@mnet_hiphop)がシェアした投稿

韓国の音楽シーンでヒップホップが注目を集めている現在ですが、その人気に火をつけたのが「SHOW ME THE MONEY」というヒップホップサバイバル番組。プロアマ問わず参加者として集まったラッパーたちが優勝者を決めるため、バトルを繰り広げます。2012年に放送が開始されて以来、年に一度のペースで続いているシリーズで今でも多くの人に愛されている番組です。過去にはiKONのBOBBYやWINNERのMINOなど、すでにアイドルとして活躍しているラッパーも参加者として出演していて、ヒップホップ好きだけでなくK-POPファンからも人気が出ました。また、韓国で人気のヒップホップアーティストがプロデューサーとして出演し、参加者たちのラップを審査すると共に楽曲制作のプロデュースを行うというところも、ヒップホップファンにとってたまらないこの番組の醍醐味。サバイバル形式というところもエンタメ性が高く、韓国でK-HIPHOPが大衆的な人気を得るきっかけになりました。