COLUMN コラム

韓国生活1年目を振り返り!パラサイト監督やJYP代表も卒業した延世大の日常や大学の豪華イベントをご紹介!

公開日 2023/03/15 22:16

変更日 2024/06/21 10:31

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私が現在通っている韓国の延世大学(主な卒業生に『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督やJYPエンターテインメントのパク・ジニョンがいます)の1日の流れや大学内で開催される豪華なイベントについての記事です。韓国の大学の授業制度や、人気K-POPアイドルが登場する学園祭について詳しくご紹介します。

ドラマでも描かれる韓国の大学生活。スタイリッシュな学園生活や盛大な学園祭の様子に憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその様子に憧れた一人で、現在は韓国にある延世大学に正規留学しています。昨年末に1年生2学期が終了し、この3月から2年生1学期が始まりました。1年生の1学期はコロナの影響でビザが発行されず、日本に住みながらオンライン授業を受講。2学期はビザが発行されたので実際に韓国へ行き、対面授業が実施されました。
今振り返るとあっという間の1年間でしたが、海外から集まった仲間と受ける授業や、超人気K-POPアイドルが多数登場する大学祭など、内容はとても濃いものでした。

今回は韓国の大学に関するリアルな情報をみなさんにご紹介します。

まずは日常生活の主軸となる授業についてご紹介します。
私が通っている延世大学は、1年生は全員ソウルにあるメインキャンパスではなく、仁川のソンドというソウルから1時間ほどの場所に位置する国際キャンパスで学びます。そして外国人の生徒は全員がグローバル基礎学部という教養科目を中心とする学部に所属し、2年生から自分が受験した専攻に分かれて授業を取ります。私は生活科学大学・衣類環境学科というファッション関連の専攻なので、1年生の時は「グローバル基礎学部 生活科学系列」に所属していました。
どの学部に所属していても最初の1年目は外国人向けに韓国語や教養の授業を主に受けることができ、周りも海外から来た生徒ばかりなので、自身の韓国語能力が心配な外国人生徒にとても心強い制度です。実際に延世大学に日本人が何人程度通っているのか気になる方も多いと思います。私の学年では約30人程の日本人がいるそうですが、実際に会ったことがあるのは10人程です。
外国人専用のグローバル人材学部が設けられていて、他の大学に比べて日本人生徒も多いため、とても心強い環境で学ぶことができます。海外生活で同じ国の友人はとても心強い存在です。

学校の概要をご紹介したので、次は授業についてご紹介します。
延世大学では1学期に18単位まで受講することができ、基本的に1講義3単位なので6講義ほど受講することになります。これは日本の大学とほとんど同じかもしれません。
しかし日本の大学と一番異なるのは「スガンシンチョン」という受講申請の制度。韓国では講義の申請が先着順で、開始時間には回線がかなり混み合うためPCバンというインターネットカフェのような場所で受講申請する生徒がとても多く、講義を巡って戦争状態になります。「オルクル(=自分が希望した講義が全て取れた、オールクリアという意味)」という言葉も存在し、スガンシンチョンの日はインスタグラムのストーリーでたくさんの生徒が自分の結果を報告し合っています。
講義は教養科目や言語学だけでなく、スポーツ科目も豊富です。実際に私も1学期はテコンドーとスポーツダンス、2学期にはピラティスとピックルボールを受講していました。1学期はオンライン講義だったので途中で動画が止まったりしてなかなか集中して授業を受けることができませんでしたが、2学期は対面講義だったので楽しくスポーツすることができました。
延世大学国際キャンパスは体育棟の施設もとても立派で、ピラティスのために全面ガラス張りの部屋も用意されていました。施設は寮や図書館も含め全て立派で、とても恵まれた環境で過ごすことがができます。

国際キャンパスの図書館にはこんなスタイリッシュなデザインのカウチが並んでいます

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