公開日 2023/03/30 20:00
変更日 2024/06/21 10:32
GOYANG, SOUTH KOREA - SEPTEMBER 29: Lee Jun-ho attends the 2022 APAN STAR AWARDS at KINTEX Exhibition 2 Ilsan on September 29, 2022 in Goyang, South Korea. (Photo by The Chosunilbo JNS/Imazins via Getty Images)
韓国時代劇といえばツンデレ王子様!ハートをわしづかみのイケメン世子様♡令和になってから韓国時代劇で人気世子&王様を演じた俳優たち、キム・ジョンヒョン、ジュノ(2PM)、シン・スンホ、イ・ジュン、ムン・サンミンら麗しのイケメン世子様とツンデレ王様作品をピックアップしてご紹介します。
『最愛の敵~王たる宿命~』は、愛する女性と政敵になってしまう朝鮮第12代王と王妃を中心に描いた政治ロマンス。本作で世子から王を演じたのは、イ・ジュンだ。
イ・ジュン演じるイ・テは、先王時代より権力者たちの操り人形である王の座を権力者から取り戻すために戦うのだが、その中で生まれる愛と葛藤に悩み苦しむ。
本作は、時代劇史上突出した美しさで魅せる花火シーンの演出が圧巻だ。
イ・ジュンと、生き残るために王妃になろうとするカン・ハンナ演じるユ・ジョンが逢瀬をするシーンなのだが、色鮮やかな韓服姿から背景の花火の煌めきへと移り行くカメラワークは一見の価値がある。
イ・ジュンが苦悩する感情と表情が多い中で、ふいに見せる笑顔の破壊力が貴重な必見シーン。敵役を演じるチャン・ヒョクの見事な存在感と共に楽しめる作品だ。
『最愛の敵~王たる宿命』圧巻の映像美…!
ラストは、期待の新星ムン・サンミンが演じた世子様と王様で締めくくりたい。時代劇版『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』ともいわれた『シュルプ』。王子たちが世子の座を巡ってしのぎを削り、様々な陰謀をくぐり抜けて成長していく姿を描く。王子の母を演じたキム・ヘスの圧巻演技から目が離せないのはもちろん、子を思う母たちの物語に涙腺が刺激される。
そんな王子たちの中で、世子の座にまったく興味のなかったソンナム大君を演じたのがムン・サンミンだ。190㎝の長身に小顔で甘いマスクのムン・サンミンは、2000年生まれで2019年にデビュー。
次男のソンナム大君は、生意気で母の言うことも聞かない落ちこぼれだが、兄である世子が亡くなったことをきっかけに変化する。ムン・サンミンが、反抗期をそのまま引きずったような姿から世子になるために聡明さやガッツを見せていくさまを安定した演技力で演じて魅せた。
甘いマスクの美形に低音ボイスと、本作での演技で一躍ライジングスターとなったムン・サンミン。次世代のトップスター候補として今もっともホットな俳優のひとりだ。
ラブコメ作品『ウエディング・インポッシブル』のオファーも検討中のムン・サンミンが、次作ではどんな姿を魅せてくれるのかがとても楽しみだ。
『シュルプ』母の愛と王子たちの関係性に目が離せなくなる…!
いずれも負けず劣らずの麗しの世子様、王様たちをご紹介したが、ここに上げられなかった世子様、王様たちもまだまだ盛りだくさん。
日本配信が待ち望まれる『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』でのキム・ヨンデや、『青春越壁』でのパク・ヒョンシクなど、イケメン世子様・ツンデレ王様の姿も待ち遠しい。
今後も次々に私たちのハートを打ち抜き、涙を流させ、笑わせ、悶えさせてくれる龍袍姿の神々しく光り輝く世子様や王様の登場を心待ちにしている。