COLUMN コラム

「I -LAND」出演ケイ、タキらBig Hit JAPANからデビュー 日本から世界へ前例のない挑戦

公開日 2021/01/09 17:51

変更日 2024/08/14 10:50

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BTSやTXTが所属する韓国芸能事務所Big Hit Entertainmentの日本法人Big Hit Entertainment Japanから、「I -LAND」出演のケイ、タキ、ニコラス、ギョンミン、ウィジュが2021年デビュー!多国籍グループとして日本から世界へ前例のない新たな挑戦に大きな期待が寄せられている、Big Hit Japanのグローバルグループに迫る。

https://www.kpopmonster.jp/?p=43069

Big Hitエンターテインメントの2019年の営業利益は、韓国の芸能事務所大手3社のSMエンターテインメント(404億ウォン)とJYPエンターテインメント(435億ウォン)、YGエンターテインメント(20億ウォン)の合計を上回る驚異的な数字を叩きだしている。オンラインに非常に強く、コロナ禍でライブイベントなどが開催できなくなった2020年上半期(1~6月)の売上高は、前年同期比で何と47%もの大幅増の2,940億ウォン(約260億円)で、営業利益も27%増の497億ウォン(約44億円)。コロナ禍のこのご時世の中にあって、過去最高水準の業績を収めたことも明らかにしているのだ。

BTSは、デビュー前から、練習や食事の様子などメンバー達の普段の姿をTwitterやYouTubeなどSNSで積極的に配信した先駆けのグループであり、“ソーシャルメディア戦略”に成功したとよく言われるが、これは“Music & Artist for Healing” 「音楽とアーティストを通じて人々に癒しと感動を与える」というBig Hitの企業理念を体現したものでもある。何よりもファンに寄り添い、ファンを楽しませる身近な存在としてあり続けた結果であり、Big Hitのビジネスモデルの中心は常に「ファン」なのである。

BTSは言わずもがなだが、TOMORROW X TOGETHER(TXT)や、ENHYPENも日々のメンバー達のSNS更新に加え、更にYouTubeでの舞台裏の動画配信など、暇が無いほど日々膨大な量のコンテンツが無料配信される。そしてその動画の数々は瞬く間に各国のファンによって翻訳され、世界中に拡散されるのだ。Big Hitの主力はもちろんBTSである事は間違いないが、近年では独自のファンコミュニティアプリ「Weverse」により、ファンとアーティストが直接交流できる“間接参加型”ビジネスも拡大中だ。

Big HitJAPANが今後どのような展開をしていくのか今はまだ未知数だが、ソーシャルメディアにすこぶる強く、世界への発信力が飛び抜けて強いBig Hitの日本法人が手がけるだけあって、日本から世界へという前例のない挑戦も現実味を帯び、大きな可能性を秘めている事は間違い無いだろう。
昨年、国内最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生したJO1が、『2020 MAMA』の「Best NewAsian Artist」を受賞するなど世界への歩みを始めているが、今回のBig Hit JAPANグループも、日本でも大きな愛を受け、大きく羽ばたいて日本発世界を舞台に活躍するグローバルグループの前例となる事を期待したい。


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参考

K-POP Mnet 防弾少年団 韓流

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Writer Nana