韓国のチヂミにはマッコリが合う！韓国料理と一緒に生マッコリが飲めるお店をご紹介♪

定番の組み合わせ「チヂミとマッコリ」

韓国家庭料理「チヂミ」

jijim and iron pan Korean food

見た目がお好み焼きに似ていて親しみやすく、日本でも人気の韓国料理「チヂミ」。実はチヂミという呼び方は江原道（カンウォンド）の方言。韓国では「ジョン」という名称で呼ばれ、小麦粉をベースにした生地に海鮮や野菜などの具材を混ぜて薄く焼いたものが一般的。そして生地の材料や具材によって種類は様々。衣を薄くつけた野菜などの具材を丸ごと焼いた一口サイズのものも。緑豆を挽いて生地にした「ピンデトッ」もチヂミの一種で、香ばしくて美味しいと人気です。

雨が降るとチヂミを食べる？

チヂミ

韓国では昔から、雨の日にチヂミが食べたくなると言います。そのわけはいくつか説があり、ひとつはチヂミを焼くときの音と雨が降るときの「ポツポツ」という音が似ているからという説。もうひとつは昔、雨が降ると買い物に行くのが面倒だったので、小麦粉を使い家にある食材で作れるチヂミで食事を済ませていたという説。その他にもジメジメした天気で憂鬱な気分のとき、アツアツのチヂミが食べたくなるという説もあるんだとか。

そしてチヂミに合う代表的なお酒がマッコリ。たっぷりの油で焼いたアツアツのチヂミには、やや酸味のあるマッコリが合うと言われています。

雨の日

韓国の伝統酒「マッコリ」

マッコリ　薬缶

「マッコリ」はモチ米や小麦粉などを蒸し、こうじと水を加え発酵させた伝統的な醸造酒。甘みとすっきりとした清涼感があり、アルコール度数は約6～8％で飲みやすいのが特徴。

韓国では農作業の合間に飲んでいたことから「農酒（ノンジュ）」とも呼ばれています。韓流ドラマでもよく見られるように、昔からマッコリをヤカンで飲んでいたそう。日本の韓国料理店では韓国にいる気分を味わえるようマッコリをヤカンや壺に入れて提供しているお店も多いです。

マッコリは美容に◎

ビューティーイメージ

マッコリは食物繊維やビタミンB・C、乳酸菌が含まれていてさらに低カロリー。乳酸菌は腸内環境を整え、コレステロール値を抑えたり、身体の免疫力を高める効果もあります。


通常の加熱処理されているマッコリと違い、生マッコリは加熱していません。そのため生きた「酵素」と「乳酸菌」がたっぷり含まれ、炭酸のように「シュワシュワ」と微発砲しています。乳酸以外にもクエン酸やりんご酸、酒石酸などが含まれた生マッコリは、お肌のツヤやハリ、美白効果が期待できると言われています。