公開日 2024/08/13 20:00
変更日 2024/08/21 11:19
LOEWE - Photocall SEOUL, SOUTH KOREA - APRIL 18: South Korean actor Chae Jong-Hyeop is seen at the LOEWE 'Paula's Ibiza' collection pop-up store opening at Shinsegae Department Store on April 18, 2024 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
7年ぶりに俳優としてお茶の間へカムバックしたジェジュン主演作『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』、チェ・ジョンヒョプが本国で再びロマンスに挑む『偶然かな。』。トップ演技ドルの帰還、日本で爆発的人気を得た”ヒョプ様”の最新作とあり、両作とも放送前から話題に。日本でもすでに配信を開始しているこの2作を、序盤を視聴した韓ドラオタクライターの筆者が徹底解説! あらすじ、注目ポイントまで、これから視聴する方、まだ視聴を悩んでいる方へ、作品の持つ魅力をお届けします。
約7年ぶりのドラマ出演となるジェジュン主演作韓国ドラマ『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』。お相手は『オクニョ 運命の女』『不滅の恋人』など数々のヒット史劇を代表作に持つ女優チン・セヨン。彼女も4年ぶりのドラマ出演とあり注目を集めました。
脚本を務めるのは、超ド級の胸キュンで視聴者を魅了した『キム秘書はいったい、なぜ?』のチョン・ウンヨン。同作でもトキメキあふれるロマンスを持ち前の筆力で描き出します。
2022年2月に撮影を終えており、満を持して放送を開始した本国では「美男美女とはこのこと」「ジェジュンの演技が良い」と序盤から好評。これから展開される恋模様に高い期待が寄せられています。
将来有望なテニスプレーヤーイ・グン。負傷で選手生命を絶たれ泣く泣く引退を決意すると、グンの代わりにテニスの特訓を受けた弟のイ・シンが、世界的なテニスプレーヤーとなり活躍していた。
事業に失敗したグンは、シンのマネージャーとして働くも、家族からは邪魔者扱い、生きる気力を失っていた。ケガをしたトラウマから精神病も患い、ある時橋から転落してしまったグン。
緊急手術を受け目を覚ますと、これまでのグンから一変。自身に満ちあふれた別人格になっていた! さらに、手術中目が合ったことで、”悪い記憶を消す”研究を行っていたドクターキョン・ジュヨンを初恋の相手と勘違いしたグン。グンの記憶は本当に消えてしまったのか、勘違いから始まるジュヨンとの恋の行方はーー。
縮こまった肩、やさぐれた表情のグン。まるでゾンビのような見た目に「本当にあのジェジュンなの?」と思ってしまうほど、驚きが止まらない物語序盤。
そんな彼に見慣れたころ、訪れるグンの激変。手術を受けたことで”自尊心MAX”のナルシストな男子に変身すると、ジェジュンが元来持つカリスマとベストマッチ。アイドル・ジェジュンの印象が強い筆者は、豹変後の姿に説得力を感じながら、見た目、声のトーンまで、巧みに別人格を演じ分けるジェジュンに圧倒されてしまいました。
アイドルとしてデビューし、今年芸歴20年目のジェジュン。そして前作『マンホール~不思議の国のピル~』以来、7年の間数多くのバラエティーや音楽番組に出演。日本でも広く活躍していました。ジャンルは違えど、同作での俳優・ジェジュンに、これまでの芸能活動で培った経験が活きており、コミカルからシリアスまで、磨きのかかった演技に俳優としての成長を感じる場面もたくさん。そんなジェジュンが魅せる、唯一無二の”グン役”に注目です。
「もしあなたなら、悪い記憶を消しますか」というメッセージを視聴者へ投げかける同作。トラウマにとらわれ、絶望的な日々を生きて来たグン。ひょんなことで当時の辛い記憶が消え、別人格となりますが、周りは全て覚えている気まずい状況。「果たして幸せなのか…」という考えが頭をよぎります。
チン・セヨン演じるドクター ジュヨンとのロマンス、ぎくしゃくした家族との絆修復など、グンを取り巻く人間関係がコミカルかつテンポよく進みながら、根底には常にこの問いが存在します。
嫌なことをすべて忘れ、第二の人生を謳歌するのか、または過去を胸に生きていくのか…
「自分ならどうするか」と過去を振り返り、登場人物たちに感情を重ねると共感が止まらないはず。グンは最後どんな選択をするのか、その時どう感じるのか。改めて自分の人生を振り返る、奥深いメッセージが込められた物語も、同作の魅力です。
韓国ドラマ『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』視聴ページU-NEXT
【韓国ドラマ】 年100本視聴ライターが推す2024年上半期放送5作品! 定番の次はコレにハマる!
【旅する韓国ドラマ第11弾】『ソンジェ背負って走れ』『私は堂々とシンデレラを夢見る』人気ロケ地4選
『サムシクおじさん』ティファニー、役とのシンクロに自信「私の中にレイチェルがいる」単独インタビュー
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。