公開日 2024/11/10 12:00
変更日 2024/11/10 12:00
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今月も先月に続き、8月5日(月)に開催された『中国時代劇ドラマファンミーティング~時を超えた出会い2024・夏~』第1部・第2部公演のイベントの模様を一緒に振り返っていきましょう~!
ソロステージも昨日に続き、フルパワーでのパフォーマンスが続きます。
ユー・ビンさんは当初、5日の昼の部では日本の歌を披露する予定だったのですが、事前の観客の皆さまからの要望を受けて、急遽ドラマのキャラクターソング『赤子』を披露してくださることに。
そしてこの曲『赤子』は、よくカラオケでジー・リーさんが歌っているとのことで、2人でステージ上で一緒に歌うという奇跡のステージが生まれました。
ちなみに、ジー・リーさんがソロパフォーマンスで披露していたジェイ・チョウさんの『蘭亭序』という曲も、事前にこのイベントでどの曲を歌うか悩んでたジー・リーさんに対し、ユー・ビンさんが「いつもカラオケで歌っているあの曲にすれば?」とアドバイスし決まったんだとか。
興奮冷めやらないステージが続きますが、時は無常に過ぎ、いよいよ最後の公演となってしまいました…!
泣いても笑っても最後の公演。チェン・ジェンユさんからの「やり残したことがないよう、皆さんと精一杯楽しみたい」という言葉と共に、最終公演がスタートしました。
言葉通り、出演者の皆さんが全力で挑んでくれたのが「シチュエーション演技対決」のコーナーでした。お題にそって、相手役の方と即興の演技を披露するのですが、皆さんの表情とセリフは真剣そのもの。
最初のシチュエーションは剣の修行で上手く行かず諦めそうになる弟分を、兄貴分が励ますというもの。兄貴分役にはリウ・ハイクワンさん、弟分役にはユー・ビンさんが扮し、即興でお芝居を披露しました。
剣を重そうに振り回す弟分のユー・ビンさんに対し、兄貴分のリウ・ハイクワンさんからは、「お前は向いていないかもしれないから、父さんについて商売をしたほうがいいよ」なんていう機転の利いた一言が飛び出しました。
続いては、突然力を失い、技が出せなくなってしまったことに気付いた友に言葉をかけるというシーンです。力を失った役をリウ・ハイクワンさんが、そして励ます友の役をジー・リーさんが演じました。開始早々、ジー・リーさんが監督としてリウ・ハイクワンさんに、細かい演技指導が入ります。
監督の指示に応えるべく、苦しそうにもがくリウ・ハイクワンさんの渾身の演技。
迫真に迫り、本当に素晴らしかったです。
2人のお芝居は即興とは思えないほどのクオリティーで、演じているその3分間はホール全体がシンと静まり返るほど引き込まれるものでした。
観客席で見ていた皆さんは、その表情ひとつひとつまで細かく見れたのでは?私も観客席でもっとじっくり見たかったです…!
ソロパフォーマンスもいよいよ最後となってしまいました。
リウ・ハイクワンさんは最後の公演、最後の曲だから…と、直前に特別に自身の未発表曲を披露することを私たちに提案してくれました。
シンガーソングライターでもあるリウ・ハイクワンさんは今回の公演中、オリジナルの曲をたくさん披露してくださいました。
中でもこの5日夜公演の最後の曲は、優しい流れるようなメロディーと切ない歌声がとっても印象的な美しいバラードでした。ステージ上でも曲名を発表されていなかったので、気になっている方も多いかもしれません。
後日ご本人にお伺いすると、まだ正式な名前は決めていないそうですが、今のところ『关于你的(あなたについて)』というタイトルにするかもとおっしゃっていました。
いつか音源の形で発表されるのを楽しみに待ちたいと思います…!
振り返るとステージでの一瞬一瞬がどれも貴重な瞬間で、ひとつひとつ思い出しながら書いていたらこんなにも長い記事になってしまいました。
『中国時代劇ドラマファンミーティング~時を超えた出会い~』は、また季節を変えて皆さんにお目にかかれるよう準備をしていますので、引き続き応援してくださると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【中国エンタメ日本展開のトップランナーによる寄稿第1弾】『中国時代劇ドラマファンミーティング~時を超えた出会い2024・夏~』(前編)
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