公開日 2024/12/15 20:00
変更日 2024/12/20 09:42
SEOUL, SOUTH KOREA - SEPTEMBER 19: South Korean actress Jung So-Min attends the 'Project Wolf Hunting' press screening at Yongsan CGV on September 19, 2022 in Seoul, South Korea. The film will open on September 21 in South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
高視聴率を叩き出した大ヒットドラマ!とは言えないけれど、韓国の視聴者の中で絶賛され、評価されている名作ドラマが実は数多く存在する沼深き韓ドラの世界! 本記事では、《韓国ドラマ》Netflix配信で観られる心に響く「隠れた名作」厳選7作をご紹介します。韓国のドラマオタ達がハマった“ハズレなし”の7作品をチェック!
それぞれに異なる超能力をもって生まれたものの、現代社会の荒波にもまれるうちにその力を失ってしまった一家。だが、そんな彼らの前に現れた不思議な女性が、すべてを変えるきっかけとなる。
前半はややスローな立ち上がりでしたが、最終話が終わると、「完璧な最終話」「今年の隠れた名作」と絶賛の声が上がった『ヒーローではないけれど』。
本作は、うつ病や不眠症、過食症などそれぞれの傷で超能力を失くしたある超能力一家が、命の恩人であり、超能力家族が失った能力を取り戻す救世主である不思議な女性ト・ダヘ(チョン・ウヒ)と出会う事で傷を癒し、能力を取り戻す過程を描いたファンタジーロマンス。
ファンタジーでありながらも、人生の過程で深く傷ついた人物が“愛”で関係を回復するという作品の根底に流れる「深い人間愛」に大きく心動かされる視聴者が続出し、ドラママニアたちから高い評価を得ました。
ヒーローではないけれど | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
1990年代後半。東部警察署の刑事ソン・ハヨン(キム・ナムギル)は誰よりも被害者の心に寄り添い、鋭い感受性を持っているが、妥協を許さないために周囲から煙たがられていた。 一方、そんなハヨンを評価しているソウル地方警察庁で鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)は、捜査にプロファイリングを導入すべきだと考えて犯罪行動分析チームを創設しようと1人奔走していた。
そんな中、女性が殺害されて全裸で放置される事件が発生する。被害者の恋人が逮捕され、事件は終結したかに見えたが、数か月後に再び女性が同様の手口で殺害される。ハヨンは犯人の心理を探るため、連続婦女暴行で収監されている通称“赤い帽子”のもとへ通う。
本作は、同名小説を原作に90年代連続殺人犯たちの心を読むため奮闘する韓国初のプロファイラーたちを描くドラマ。プロファイリング、サイコパスといった言葉の概念すらなかった時代に、連続殺人犯を“追う”人々の姿を描いた作品です。
作品内で描かれる事件は、いずれも韓国を震撼させた実際の連続殺人事件をモチーフにしており、犯人達と危険な対話をしたクォン教授の体験がベースになっています。それだけに生々しく、「ドキュメンタリーを見ているよう」と、高い評価を得ました。重たいながらも、心にズシッと響く一気見必至の傑作です。
1992年の田舎町で、生きがい、チャンス、自立を求めてアダルトグッズの販売に乗り出した4人の女性。本当の自分を見つけるための大きな一歩を踏み出していく。
https://www.netflix.com/jp/title/81787644
本作は、“性”がタブー視されていた1992年、ある田舎町で、アダルトグッズの訪問販売に乗り出した“訪問販売シスターズ”4人組の奮闘を描くコメディードラマ。
単なるコメディーと侮るなかれ。クスッと笑えるコメディーの中にも、訪問販売シスターズ4人の女性たちの自立&友情にホロッとさせられる胸熱ドラマが展開し、序盤から一気に心掴まれてしまいます。しかもそこにサスペンス要素も混じってきていて、目が離せません! 後半は、予想外の展開に涙、涙…。
日本ではNetflixTOP10にもなかなか入らず無風でしたが、韓国ではNetflixでは連日1位になっていた胸熱な一作です。
貞淑なお仕事 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
国会議事堂で壊滅的な爆破テロが発生。想像を絶する大惨事の中、混とんの渦に飲み込まれていく韓国。一国の命運は、環境省長官の双肩に委ねられる。
本作は、同名の米ドラマ『サバイバー宿命の大統領』のリメイク作。「政治ドラマって難しそう…」と思いがちですが、政治ドラマに「誰が爆破テロの首謀者なのか」という謎解きミステリー要素や、政治経験ゼロの大統領を支える人々の重厚な人間ドラマが絡んでいくため、回を重ねるごとに惹き込まれていきます。誰が味方で誰が敵なのか…中毒性高いストーリーに沼ハマり必至です!
『私の解放日誌』で、大フィーバーを巻き起こした“沼男”ソン・ソックが、秘書官として超いい味を出しているのも見どころです!
サバイバー: 60日間の大統領|K-boardでユーザーレビューを読む
サバイバー: 60日間の大統領 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト