公開日 2022/05/03 21:00
変更日 2024/08/05 17:48
BUSAN, SOUTH KOREA - OCTOBER 11: (L-R) South Korean Actor Cho Jin-Woong and actress Lee Jung-Hyun walk on the redcarpet during the closing ceremony of the 19th Busan International Film Festival (BIFF) at the Busan Cinema Center on October 11, 2014 in Busan, South Korea. (Photo by Wonsuk Choi/Getty Images)
今年も間も無く開催となる韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる『百想芸術大賞』。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、チャンネル問わず、芸術的に高評価された韓国ドラマが選ばれる見逃せない注目の授賞式です!本記事では、そんな百想で近年受賞(作品関連賞と最優秀演技賞)した名作韓国ドラマを一気に振り返ります!
言わずと知れたファンタジーの名作『トッケビ』の脚本家キム・ウンスクが大賞、コン・ユが最優秀演技賞を受賞した。第52回は作品として『太陽の末裔』が大賞を受賞している為、キム・ウンスクにとっては2年連続の栄誉となった。
不滅の命という設定から、生きている時間の尊さを考えさせられるメッセージ性のある、言わずと知れたファンタジーの名作だ。
ドラマは『トッケビ』以前、以降に分けられると言っても過言ではないほど、圧巻の映像美や韓国ドラマ史に残る名OSTなど、名作揃いのtvNドラマの中でも圧倒的支持を集める殿堂入りの名作だ。
国民の母と呼ばれる名女優キム・ヘジャを筆頭にベテラン俳優陣が集結し、おばあちゃん達の”青春”を描いた感動物語は多くの共感を呼び、並み居る競合を抑え「作品賞」を受賞。
現在放送中の『私たちのブルース』を執筆し、『大丈夫、愛だ』など、数多くの名作を生みだし、韓国内で最も多くのマニアファンを保有しているとも言われる“カリスマ脚本家”ノ・ヒギョン作家が脚本賞を受賞した。
本作は、「人生史の喜怒哀楽を感じることができる名作ドラマ」と、韓国視聴者の中で今も語り継がれている。
本作、胸キュンラブコメと思われがちだが、実は本作韓国の方がこぞって”名作ドラマ”に挙げている感動作!同姓同名の女性二人と、未来が見える男が織りなすラブコメだが、単なるラブコメにとどまらず、「我々はすべての人生の主人公」というメッセージを、誇張しないように伝達したドラマだ。
「ソ・ヒョンジンの発見である」とも言われるほど、卓越した演技力を見せつけたソ・ヒョンジンが最優秀演技賞を受賞した。
演出賞は、変わり者の天才医師のもとで若き医師たちが成長していく姿を描き、最終話では自己最高視聴率27.6%を記録した医療ドラマの名作『浪漫ドクターキム・サブ』が受賞。待望の続編も放送され、高い視聴率を叩き出した。
信じて見る名優ハン・ソッキュと、『賢い医師生活』では愛され医師を演じたユ・ヨンソク、 更にメロクイーンソ・ヒョンジンと豪華すぎるキャストの熱演と、医者の本質を問うストーリーは高い評価を得た。
21年を代表するドラマである事を証明するかのように「作品賞」を始め、「脚本賞」、「最優秀演技賞」と三冠を達成した。
単なる犯人探しではなく、人間の心理を丁寧に描いた独歩的でメッセージ性もある作品で、どんでん返しのストーリーと優れた演出、演技派俳優たちの怪物のような熱演で毎回好評を得た。
赤く充血させた目で、震えまで表現し、“毛細血管まで演技する俳優”と称えられるほど圧巻の熱演を繰り広げたシン・ハギュンの熱演は必見だ。
14年間を共にしてきた夫が血も涙もない連続殺人犯だったらー?残酷な真実に直面した夫婦の愛を描いたサスペンスラブストーリー。
2年ぶりにドラマ出演となったイ・ジュンギの繊細で情感のある演技が存分に表現され、最優秀演技賞にもノミネートを果たした。
毎話手に汗握る緊張感あるストーリー展開に、多くの視聴者が魅了され、海外でも非常に高い評価を得た。
2020年〜21年、 『夫婦の世界』に引き続き本国で爆発的人気を集め、“21世紀最高のマクチャンドラマ”と謳われたメガヒット作『ペントハウス』。
「皇后の品格」のキム・スノク脚本家が贈る怒涛の愛憎劇の加え、最初から最後まで目が離せない大どんでん返しの連続に中毒者が続出した。
望むものは何としてでも手に入れなければならない悪女チョン・ソジンを熱演したキム・ソヨンが狂気じみた演技で視聴者をドラマの中に引き込み、最優秀演技賞を受賞した。