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【第58回百想芸術大賞】熾烈だった2022年受賞結果はどのように決定された?知られざる舞台裏

公開日 2022/05/09 20:00

変更日 2024/08/06 11:16

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韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、芸術的に高評価された韓国ドラマがついに決定した。韓国のみならず、日本や海外の多くのドラマファンが見守った今年の百想。熾烈だったTV部門受賞結果はどのように選考され決定されたのか?知られざる舞台裏に迫る。

目次

【第58回百想芸術大賞】TVドラマ部門 「最優秀演技賞(男性)」ジュノ(MBC『赤い袖先』)

最優秀演技賞(男性)は、『イカゲーム』イ・ジョンジェや『悪の心を読む者たち』のキム・ナムギルといった錚々たる俳優たちを抑え、『赤い袖先』のジュノが受賞。

審査結果はジュノとイ・ジョンジェ、キム・ナムギルが4対2対1で分かれたが、ジュノが4人の支持を最後まで維持して最終受賞者に決定された。

審査委員キム・ウォンソクは「イ・ジュノはメインストリームジャンルで期待以上の演技力を見せてくれた」と理由を挙げ、審査委員ホン・ソクギョンは「以前まではアイドル出身の演技者だと思っていたが、今回は作品を最後まで見るようにする力を持った俳優であることを証明した。自分の限界を超えて演技していると感じることができた」と高く評価。

30年以上演じたが、『イカゲーム』で今までの姿とは違う姿を見せてくれたイ・ジョンジェ、感情表現を直接的にせずにバランスを合わせて熱演を繰り広げたキム・ナムギルが最後まで最高優秀演技賞トロフィーを巡り競争したが、 痛みや情熱、哀しみや孤独といった複雑な感情を抱えた君主イ・サンの生涯を完璧に表現したジュノに決定した。

最優秀演技賞(男性) ノミネート俳優

・キム・ナムギル(『悪の心を読む人』)
・イ・ジョンジェ(『イカゲーム』)
☆イ・ジュノ(『赤い袖先』)
・イム・シワン(『トレーサー』)
・チョン・ヘイン(『DP』)



【第58回百想芸術大賞】TVドラマ部門 「最優秀演技賞(女性)」キム・テリ(tvN『二十五、二十一』)

最優秀演技賞(女性)は、『未成年裁判』のキム・ヘスや『赤い袖先』のイ・セヨンといった錚々たる女優たちを抑え、『二十五、二十一』で強烈な存在感と唯一無二の表現力で劇を導いたキム・テリが受賞した。

キム・テリ、キム・ヘス、ハン・ソヒに5対1対1で票が分かれた。キム・ヘスとハン・ソヒも注目すべき演技だったという意見が続いた。『未成年裁判』で力を引いた演技で劇に没入させたキム・ヘス、本人が構築してきたキャラクターの枠を果敢に脱いでガールクラッシュで武装したハン・ソヒの再発見という点で高い評価を受けた。審査委員のキム・ウォンソクは、キム・テリについて、「「アナザーレベル」の俳優だった。ワントップ主人公の役割を果たした」と高く評価した。

最優秀演技賞(女性)ノミネート女優

☆キム・テリ(『二十五、二十一』)
・キム・ヘス(『未成年裁判』)
・パク・ウンビン(『恋慕』)
・イ・セヨン(『赤い袖先』)
・ハン・ソヒ(『マイネーム:偽りと復讐』)



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Writer Nana