COLUMN コラム

【新人で百想受賞⁉︎】「秀逸すぎ…」デビュー作からヒットを飛ばした韓国ドラマの脚本家10人

公開日 2022/06/05 19:00

変更日 2024/08/06 12:13

#

優れた脚本力でぐいぐい引き込まれるのが韓国ドラマの力。近年、新人脚本家が手がけたドラマが続々ヒットを飛ばし、ドラマ界に新しい風を吹き込んでいる。本記事では、新人ながら百想芸術大賞で脚本賞を受賞した名作も!デビュー作からヒットを飛ばした韓国ドラマの脚本家10人をご紹介!

『サム、マイウェイ』イム・ サンチュン脚本家

あらすじ

高校時代、テコンドー選手として名を馳せながらもワケあって引退し、現在はダニ駆除業の仕事をするコ・ドンマン。20年来の幼なじみ、チェ・エラもアナウンサーになる夢を諦めて、今はデパートの案内係。2人は同じアパートに向かい合って住み、何でも言える仲。ある日偶然、デパートの館内放送を任されたエラは、それをきっかけにアナウンサーの夢をもう一度目指そうと決意。ドンマンも再び格闘技に挑戦するきっかけを掴む。そんな中、ドンマンの前には有名アナウンサーの元カノが、エラの前にはハイスペックな新カレが登場。ただの親友のはずだった2人の仲に微妙な変化が生じ始める…。

出典元:http://kandera.jp/sp/myway/

超大型新人脚本家と呼ばれるイム・ サンチュン作家が、筆力を認められたのはデビュー作『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』だ。彼女は会社員出身の30代女性ということ以外には知られていることはない。
本作の次に手がけた『椿の花咲く頃』も、サスペンス・恋愛・ヒューマンドラマを完璧に融合させ、“人は人の奇跡になりうるのか”という一貫したメッセージを温かな感性で描いた秀逸な脚本が高く評価され、「百想芸術大賞」テレビ部門脚本賞を受賞したほか、本作はテレビ部門の最高賞である大賞も受賞。近年放送されたドラマの中では、韓国で圧倒的に名作の声が多い作品となった。

『秘密の森』 イ・スヨン脚本家

あらすじ

子供時代に脳手術を受けた影響で感情を失い、理性だけで行動する冷徹で孤独な検事ファン・シモク(チョ・スンウ)。日常のように目の当たりにする検察の内部不正を断ち切ろうとしていたシモクの前に、現れた第一の死体。その後、相次ぐ第二、第三の死体。検察の内部不正を覆い隠すために相次いで起こる殺人の中で、周りの人すべてが殺人の動機を持つ容疑者として次々と浮上する。時には全員が犯人のように、時には全員が無実であるように感じられる…。シモクとは対照的に、人情味あふれる性格のハン・ヨジン刑事(ペ・ドゥナ)協力のもと、シモクはだんだん犠牲者たちの共通点に気付き始める…。

出典元:http://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000009020/

「最も完成度の高い脚本」と絶賛されている本作が、脚本家イ・スヨンの正真正銘のデビュー作ということに驚いた人も多いだろう。イ・スヨン作家は梨花(イファ)女子大学中文学科を卒業後、平凡な会社員生活を送り会社を辞めて3年にわたり取材や執筆をしたそうで、図書館に通いながら8回分まで書いたら、放送編成が確定したそう。
デビュー作とは思えない練りに練られた秀逸な脚本は高く評価され、「百想芸術大賞」では脚本賞をはじめ、最高賞である大賞、最優秀演技賞(チョ・スンウ)と三冠を達成した。

Netflix おすすめ ミステリー・サスペンス ラブロマンス 百想芸術大賞 視聴率 韓国ドラマ 韓流

この記事を気に入ったらシェア!

この記事について報告する

  • 韓国大好き連載コーナー
  • vote
  • 中国ドラマ特集
  • K-POPニュース

WRITER INFOライター情報

Writer Nana