公開日 2022/11/05 20:30
変更日 2024/08/06 17:46
SEOUL, SOUTH KOREA - AUGUST 24: Actor Lee Jun-Ki, actress Lee Ji-Eun (a.k.a. IU) during a press conference of SBS Drama 'Moon Lovers: Scarlet Heart Ryeo' at Imperial Palace Hotel on August 24, 2016 in Seoul, South Korea. (Photo by THE FACT/Imazins via Getty Images)
「ドラマを見る目が厳しい」と言われる韓国視聴者を唸らせ、「人生ドラマ」と謳われる名作とはー?本記事では、韓国のWカップランキングサイトで、韓国視聴者が実際に投票したランキングをもとに、「何度も観てしまう…」韓国視聴者が選ぶ殿堂入りの名作ドラマランキングTOP10をご紹介します!
1988年。高校2年生のドクソンは、幼なじみでサッカー好きのジョンファン、優等生のソヌ、天才囲碁棋士のテクと兄弟のように育ってきた。そんなある日、ドクソンはソヌに失恋してしまうが、ジョンファンはなぜかドクソンのことが気になり始め…。
応答せよシリーズは、ヒロインの現在の夫の存在が序盤でにおわされ、時代を遡って旦那探しをするストーリー構成。恋愛だけでなく家族愛や友情など心がじわ〜っと暖かくなるドラマで、韓国でも熱狂的ファンが多く、名作の声が非常に多い作品です。
特に1988は、懐かしさ漂うレトロな雰囲気と、暖かな人間ドラマが人気で、2020年韓国のNetflix視聴ランキングでも7位にランクインしていた、韓国で愛され続けるロングヒット作品です。(FlixPatrol調べ)
久しぶりの休暇を満喫していた軍人のシジンとデヨン。ひょんなアクシデントから不良青年を追って病院に急行した2人は女性医師モヨンと出逢うが、なぜか彼女は彼らを不良仲間だと勘違い!冷たくされても何のその、モヨンに一目惚れしてしまったシジンは自分が軍人であることを明かし、彼女に積極的に近づく。誤解も解けて2人は互いに急接近。だが、シジンの突然の任務で離れ離れとなり、モヨンは短い恋に終止符を打つ…。8カ月後、韓国から遠く離れた紛争地域ウルクで運命的な再会を果たした2人。蒼い海と輝く陽光の下で、真実の恋が燃え上がっていくが…。
最高視聴率41.6%という脅威の数字を叩き出し、アジア中で一大シンドロームを巻き起こし、「史上最も胸キュンしたドラマ」とも言われる、ラブストーリーのレジェンド。
何と言っても本作の魅力は、「歴代最強キャラ」とも謳われるソン・ジュンギ演じる軍人シジンの沼深きキャラ!ウィットに富んだ言葉でヒロインをからかったと思えば、不意打ちキスしたり、素直になれないヒロインをまっすぐに見つめ想いを伝えるなど、ギャップ満載のシジンが生み出す数々のロマンティックシーンは世の女性を熱狂させました。
「2016 KBS演技大賞」、「第52回百想芸術大賞」、「ソウルドラマアワード2016」、「2016 APAN STAR AWARDS」など、数々の賞を総なめにし、日本でも一大シンドロームを巻き起こしました。
高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる“トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことができるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。
そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。一方、シンの家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出したせいで、シンと死神の男二人の奇妙な同居生活がスタート。そこへ親戚から厄介者扱いされていたウンタクが押しかけてきて賑やかになるシンの家。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、“不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始める。
不滅の命という設定から、生きている時間の尊さを考えさせられるメッセージ性のあるファンタジーの名作『トッケビ』。ドラマは『トッケビ』以前、以降に分けられると言われるほど、圧巻の映像美や韓国ドラマ史に残る名OSTなど、名作揃いのtvNドラマの中でも圧倒的支持を集める作品です。
韓国一の脚本家キム・ウンスク特有の、女心をくすぐる名台詞や涙を誘う切ないラブストーリーはもちろん、同居生活を送ることになる”死神”(イ・ドンウク)との笑いを誘うブロマンスも見どころです。
tvNをドラマ王国へと押し上げた作品として、必ず名前が挙がる殿堂入りの名作です。