公開日 2023/10/15 20:00
変更日 2024/08/28 14:59
BUSAN, SOUTH KOREA - OCTOBER 04: South Korean actor Song Joong-Ki attends opening ceremony of the 28th Busan International Film Festival on October 04, 2023 in Busan, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
過激な描写や納得のいかない謎展開など、さまざまな議論を呼び起こす事もある韓ドラ界。本記事では、視聴者から様々な批判を受けながらも、ヒットを記録した韓国ドラマ7選をご紹介! 議論を起こしながらも「文句言いながらも観てしまう…」と、韓国視聴者を虜にした、中毒性高すぎる7作品を是非チェックしてみて下さい。
大統領官邸でシェフを務めるチャン・ボンファン(チェ・ジニョク)はいつも自信満々で超のつく女たらし。飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、何者かの策略で一夜にして容疑者に!なんとか逃げようとしたボンファンだが、その途中でベランダからプールに落ち、気を失ってしまう。
そして夢の中…韓服姿の女性とキスをして目を覚ますと、そこはなんと朝鮮時代の王宮だった!自分の身体が婚礼を明日に控えた王后キム・ソヨン(シン・ヘソン)であることを知ったボンファンは、初夜の儀式だけでも避けようと、自分が男であることを王に告白するのだが…。
本作は、予期せぬ事故で虚勢を張る男の魂が体に入り込み“あの世のテンション”を持つことになった朝鮮時代の王妃と、2つの顔を持つ王・哲宗の間で繰り広げられる魂入れ替え物語。
20年初回放送されたtvNドラマの中で最も高い初回視聴率を叩き出した本作。歴史歪曲の物議をものともせず、爆笑必至の展開で視聴率はその後もぐんぐん上昇! シン・ヘソンの振り切った“おじさん演技”に爆笑してしまう一方で、後半は、勢力争いを交えたシリアスな展開も織り交ぜ、史劇好きも魅了した一作です。
韓国を代表する財閥スニャングループに忠誠を尽くしながら、あっけなく切り捨てられて銃弾に倒れたユン・ヒョンウ。彼が目を覚ますとそこは、ソウルオリンピックを翌年に控え、民主化へと突き進む激動の1987年だった。スニャングループ創業者チン・ヤンチョル会長の孫チン・ドジュンの体に乗り移り、二度目の人生を歩むことに。
自分の殺害を指示した人物の一族として生きることになったヒョンウが一発逆転を狙う、新たな人生ゲームの行方は…
本作は、同名のウェブ小説を原作に、財閥総数一家のリスクを管理する秘書が横領の濡れ衣を着せられて殺害され、財閥家の末息子に回帰して人生2回目をおくるファンタジードラマ。熾烈な財閥家の経営権の争いはもちろん、原作は実在する財閥「サムスン」をモデルに書かれていて、韓国の経済に影響を及ぼした近代史が、うまくドジュンの復讐ストーリーに組み込まれていているのが面白いところです。
先の読めないストーリーにぐんぐん視聴率を伸ばし、26.9 %という22年最高となる高視聴率を記録したものの、結末をめぐって、原作とは違う結末だったため、原作ファンはもちろん、視聴者の苦情が殺到した本作。ですが、どこへ向かうかわからない緊張感あふれるストーリーと、「演技力が極限に達した」と絶賛されたイ・ソンミンの熱演には絶賛の声が相次ぎました。