COLUMN コラム

「なぜ今まで観なかったのか…」旧作にも関わらず、今年日本の視聴者を虜にした韓ドラ7選

公開日 2023/10/21 09:45

変更日 2024/08/28 15:31

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数多くの作品が日々誕生する韓ドラ界では、新作ではなくとも、さまざまな動画配信サービスで見放題配信になることで、遅れて日本で大きく注目を浴びることも。本記事では、「なぜ今まで観なかったのか…」と、旧作にも関わらず、今年日本の視聴者を虜にした韓ドラ7選をご紹介します!

あらすじ

金属工芸作家のペク・ヒソンは、刑事の妻ジウォンと愛娘に囲まれ、人並みに幸せな人生を送っている。
そんなある日、ヒソンの工房に週刊誌記者ムジンがやってくる。18年前の連続殺人事件の真相を追う彼は、犯人が金属工芸作家だったことから軽い興味で工房に足を運んだのだ。だが、そこでムジンが見たのは、ペク・ヒソンという名で別の人生を生きている、同級生で連続殺人犯の息子“ト・ヒョンス”だった。

封印した自分の過去を知るムジンに、ある取り引きを持ちかけるヒソン。そんな中、行方不明の“ヒョンス”について情報を持つ男が殺される事件が発生。事件の担当となったジウォンは、容疑者“ヒョンス”を追うなか、夫の不可解な行動に疑心を抱き始める。

出典元:https://www.cinemart.co.jp/dc/k/akunohana.html

14年間を共にしてきた夫が血も涙もない連続殺人犯だったらー?というプロットから、「なにそれ面白そう…!」と、すでに心惹かれてしまう本作。緊張感あふれるサスペンス展開に一瞬で惹き込まれるとともに、夫婦愛や家族愛を描いた奥深い脚本に目頭が熱くなる場面があるのも本作の魅力。待ち受けている衝撃展開に鳥肌が止まりません…!

旧作でありながらも、 Netflixで配信されるやいなや「なぜ今まで見てなかったんだろうって思うくらいの傑作」と多くの視聴者が魅了され、連日Netflix今日のTOP10入りを果たしました。
百想芸術大賞では数々の部門でノミネートを果たし、「演出賞」を受賞したラブサスペンスの名作です。

『赤い袖先』

あらすじ

没落した一族の娘ソン・ドギムは、見習い宮女として宮廷に仕えていた。物語の朗読が上手く好奇心が旺盛で、誰からも愛されるドギム。
一方、国王・英祖の孫で世孫のイ・サンは、祖父により父を死に追いやられ、孤独に宮廷で暮らしていた。サンは、ある出来事からドギムにほのかな想いを寄せるようになる。しかし、2人に再会する機会は訪れなかった。

数年後、聡明で美しい宮女に育ったドギム。再び偶然がドギムとサンを結び付けるが…。ドギムを愛しながらも、国王として国を第一に考えねばならないサン。ドギムとの切ない恋愛の行く先は――?

出典元:https://kandera.jp/sp/sodesaki/#story

史実に基づいたストーリーで史劇らしい重厚感を醸し出しながらも、ロマンス要素やコメディ要素も巧みに織り交ぜ、本格史劇派からも「韓国時代劇の歴史に名を刻んだ名作」と高い評価を得た『赤い袖先』。U-NEXTで今年の6月より全話見放題配信がスタートしたことで、日本でも虜になる視聴者が続出しました。

イ・サンの人生を深く掘り下げた重厚感溢れるストーリーと世紀のロマンスはもちろん、「果たして王に愛された女は幸せだったのか?」という表には見えない宮女の裏側の苦悩を描き、今の「女性の生き方」にも通じる心動かされる一作です。

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Writer Nana