公開日 2024/01/28 20:00
変更日 2024/09/04 17:18
SEOUL, SOUTH KOREA - OCTOBER 28: Ro Woon aka RoWoon poses for photographs at the W Magazine Korea Breast Cancer Awareness Campaign 'Love Your W' at Four Seasons Hotel on October 28, 2022 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
近年新たなジャンルの作品が続々誕生し、視聴者を魅了し続けている韓国ドラマ。本記事では、「これまでとは一味違う」と、今までにない斬新さで韓国の視聴者を唸らせた、近年の韓ドラ10選をご紹介!「最近ちょっとマンネリ気味かも…」という人や、新たなジャンルに挑戦してみたい人も、ぜひチェックしてみてください!
万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”は、またしても最下位でシーズンを終える。そんな中、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに新たに就任したのは、野球未経験で知識もない異色の経歴を持つペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。
早速チームの改革に乗り出したスンスはスター選手をトレードに出すと言いだす。それを聞いた運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)をはじめフロントスタッフは猛反発するが、チームの強化に成果を見せるスンスを次第に信頼しはじめる。しかし、新たなる問題が発生。親会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、赤字続きのチームを解散させようと企んでいて…。
プレイ中心のスポ根野球ドラマではなく、野球野球のGM、運営チーム、分析チームなど、優勝のため奔走する“裏方スタッフ”の奮闘を描き、韓国で大きな話題となった感動の名作『ストーブリーグ』。
数々の人生の格言に、「ロマンス天国、韓国では見られないドラマ」と多くの韓国人の心を動かし、第1話で5.5%だった視聴率は見る見るうちに上昇し、最終話では19.1%を記録。第56回百想芸術大賞では、『愛の不時着』『キングダム2』など並み居る競合を抑え、TVドラマ部門「作品賞」を受賞した胸熱作品です。
ナムグン・ミン演じるスンス団長の冷静ながらもアツイ組織改革にスカッとすると同時に、胸が熱くなる一作です。
彼氏から一方的に振られて以来3年、恋をしていなかったキム・ユミ(キム・ゴウン)。恋ができない原因は、ユミの愛細胞が涙の洪水に流されてこん睡状態になっているせいだった。
ある日、密かに思いを寄せる会社の後輩チェ・ウギ(ミンホ)から気のある素振りをされ、ユミの愛細胞は再び目覚める。せっかくウギと2人きりになれるチャンスを後輩のイ・ルビ(イ・ユビ)に邪魔されたユミは、いらいらして眠れない夜を過ごすが、疲れた顔で出社した翌日、思わぬ誘いを受ける。
「アニメと実写の融合」という斬新すぎる試みで、注目を浴びた本作品。ユミ(キム・ゴウン)の頭の中の理性、感性、そして愛などを調節する細胞たちがアニメキャラクターで表現され、人物の感情を細胞単位で覗くことができるというユニークな一作です。
ですが、本作の凄みはそのユニークさだけではありません。30代女性が恋愛しているときの赤裸々な想いと、“恋愛あるある”が詰まっているのも本作の見どころ。コミカルな細胞たちに爆笑する一方で、自分の幸せに向き合い続け、必死で生き方を模索するユミにどっぷり感情移入してしまうこと間違いなしです。