COLUMN コラム

【歴代級名作】韓国のゴールデングローブ「百想芸術大賞」で近年受賞した名作韓ドラ

公開日 2024/04/17 20:00

変更日 2024/09/11 16:10

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今年もまもなく開催となる韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、チャンネル問わず、芸術的に高評価された韓国ドラマが選ばれる見逃せない注目の授賞式です!本記事では、そんな百想で22年、23年受賞(作品関連賞と最優秀演技賞)した名作韓ドラを一気に振り返ります!

あらすじ

単調な生活にはもううんざり。代わり映えしない毎日から抜け出したいと願う3人のきょうだいが、自由と生きがいを求めて奮闘する姿を描く。

出典元:https://www.netflix.com/jp/title/81568411

イ・ミンギ、キム・ジウォン、ソン・ソック、イ・エルと演技派が集結し、出口のない人生から解放されるため、新しい道を探していく人物たちの姿を繊細にリアルに描き出した本作。特に“ク氏”を演じたソン・ソックの熱演には、絶賛の声が相次ぎました。

共感と慰めのストーリー、そしてパク・へヨンによる独特の胸を打つセリフの数々で、2023年百想芸術大賞では脚本賞を受賞。「『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』に次ぐ“人生ドラマ”誕生」と高い評価を得た傑作ヒューマンドラマです。

『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』

あらすじ

韓国を代表する財閥スニャングループに忠誠を尽くしながら、あっけなく切り捨てられて銃弾に倒れたユン・ヒョンウ。彼が目を覚ますとそこは、ソウルオリンピックを翌年に控え、民主化へと突き進む激動の1987年だった。スニャングループ創業者チン・ヤンチョル会長の孫チン・ドジュンの体に乗り移り、2度目の人生を歩むことに。

自分の殺害を指示した人物の一族として生きることになったヒョンウが一発逆転を狙う、新たな人生ゲームの行方は…

出典元:https://lemino.docomo.ne.jp

本作は、同名のウェブ小説を原作に、財閥総数一家のリスクを管理する秘書が横領の濡れ衣を着せられて殺害され、財閥家の末息子に回帰して人生2回目をおくるファンタジードラマ。
熾烈な財閥家の経営権の争いはもちろん、原作は実在する財閥サムスンをモデルに書かれており、韓国の経済に影響を及ぼした近代史がうまくドジュン(ソン・ジュンギ)の復讐ストーリーに組み込まれていているのが面白いところです。

先の読めないストーリーにぐんぐん視聴率を伸ばし、最終回は26.9 %という2022年最高となる高視聴率を記録した本作。どこへ向かうかわからない緊張感あふれるストーリーはもちろん、「演技力が極限に達した」と絶賛されたイ・ソンミンの熱演には絶賛の声が相次ぎ、 2023年百想芸術大賞では最優秀演技賞に輝きました。

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Writer Nana