公開日 2024/05/03 20:00
変更日 2024/09/11 17:06
BUSAN, SOUTH KOREA - OCTOBER 04: Park Eun-bin, the solo MC arrives for the Opening Ceremony of the 28th Busan International Film Festival at Busan Cinema Center on October 04, 2023 in Busan, South Korea. (Photo by Woohae Cho/Getty Images)
今年もまもなく開催となる韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、チャンネル問わず、芸術的に高評価を受けた韓国ドラマがついに決定します。本記事では、そんな百想芸術大賞で、複数の部門で受賞を果たし、席巻した名作韓国ドラマ10選をご紹介します。
警察のプロファイラーであるパク・へヨン(イ・ジェフン)は、ある日廃棄処分となっていた古い無線機を見つける。すると、突然壊れているはずの無線機から声が聞こえてくる。交信していくうちに、声の主であるイ・ジェハン(チョ・ジヌン)は現代ではなく過去の人間であることをヘヨンは知る。
イ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌンら実力派が勢揃いし、2016年の百想芸術大賞で「作品賞」、「脚本賞」、最優秀演技賞(キム・ヘス) の三冠に輝き、大ヒット作『太陽の末裔 Love Under The Sun』と評価を分けたサスペンスの傑作『シグナル』。本国でも『秘密の森』と共に「サスペンスの名作」として挙げられることが多い傑作です。
「犯人は誰?」という謎解きに夢中になるのはもちろん、骨太人間ドラマがこのドラマの魅力で、”諦めなければ未来は変えられる”という、時代を超えた刑事の熱い想いに胸が熱くなること間違いなしです…!
日本では、坂口健太郎、吉瀬美智子、北村一輝といった豪華キャストでリメイクされ、BTSが主題歌を歌ったことでも話題になりました。
囲碁のプロ棋士になるべく生きてきた若者が、夢を断念し総合商社のインターンに。学歴も社会経験もない彼は、囲碁で培った策略家としての才能を頼りに奮闘する。
当時ロマンス大国だった韓国ドラマ界に一撃を与えたと言われる『ミセン-未生-』。2015年の百想芸術大賞では、「演出賞」、「最優秀演技賞(イ・ソンミン)」、「新人演技賞(イム・シワン)」と三冠を達成しました。
学歴社会、パワハラ、社内不正、出世競争、女性蔑視など世間の厳しさ、社会の厳しさ、会社員のリアルが詰まり、当時珍しかった“働く普通の人々”に焦点を当てたストーリーは、 韓国中の共感を集めました。中でもオ課長(イ・ソンミン)が放つ名言の数々は、働く人なら共感間違いなしです!
「数十年に一度出るか分からないくらいの名作」とも謳われるほど、韓国でも日本でも語り継がれ、何度も観てしまうレジェンドドラマです。