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中国ドラマ『大宋宮詞 〜愛と策謀の宮廷絵巻〜 』のあらすじやキャストを紹介!

公開日 2023/09/21 18:00

変更日 2024/09/11 10:49

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北宋時代の中国を舞台にした『大宋宮詞 〜愛と策謀の宮廷絵巻〜 』。全61話の長編ですが、ハマって一気見してしまったという声も少なくありません。そこで今回は、気になるあらすじやキャスト、見どころを紹介!主人公のモデルとなった女性も解説します。ぜひチェックしてみてください。

中国ドラマ『大宋宮詞 〜愛と策謀の宮廷絵巻〜 』のあらすじ*以降ネタバレを含みます

庶民の劉娥(りゅうが)は、戦乱に巻き込まれて夫とお腹にいた子を失ってしまいました。そのような中で重傷を負った後の宋三代・真宗を助け、寵愛を受けるようになります。 しかし宮廷と朝廷は、平民の入内に大反対。劉娥は真宗との愛に生きる事を決意し、後宮外を転々とする生活を過ごします。 やがて劉娥と真宗の子である趙吉が太子になりますが、講和のために三年の敵国・遼の元へ行き、死亡。その後妊娠を機に劉娥が立后することになりますが…。

あらすじのポイント

『大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~』の前半は、北宋と遼の平和条約「澶淵の盟」がどのように結ばれたのかが描かれています。史実の「澶淵の盟」とは、遼が黄河にまで南下したため、1004年に宋が遼に金品を贈ることで、国境の維持を約束した平和条約のことです。

この条約を結んだことで、その後100年ほど宋は平和でした。全61話はハードルが高い人は、「澶淵の盟」が成立する20話までお試しで視聴してみることもおすすめです。 後半は、入内を果たした劉娥の後宮での活躍が見物。世継ぎ問題や女同士の心理戦など、ドロドロした展開で飽きません。

主人公・劉娥のモデルは章献明粛皇后(しょうけんめいしゅくこうごう)

主人公の劉娥は架空の名前ですが、実在した章献明粛皇后をモデルにしています。章献明粛皇后は、北宋の第3代皇帝である真宗の皇后で、出身身分や生い立ちは記録に残されていません。 真宗が一目惚れしたことで側室となり、後宮で影響力を持っていきます。その後、侍女である李氏の子供を奪い、自分の子にして皇后まで登り詰めます。真宗が崩御すると、幼い帝の代わり政治を行っていました。

現代では、漢の呂后、唐の武則天と並び悪女と言われることの多い章献明粛皇后。しかし、中国ドラマ『大宋宮詞 〜愛と策謀の宮廷絵巻〜 』では、前向きな女性として生き方を解釈し直して描かれています。

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さとひろろ