公開日 2022/06/22 21:30
変更日 2024/09/19 10:26
SEOUL, SOUTH KOREA - JUNE 04: South Korean actress Kim Go-Eun attends the press conference for 'Sunset In My Hometown' on June 4, 2018 in Seoul, South Korea.The film will open on July 04, in South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
シーズン2の配信が開始され韓国で一層の人気を得ている『ユミの細胞たち』。シーズン1はキム・ゴウンの相手役としてアン・ボヒョンが、シーズン2ではジニョンが出演し、豪華キャストの共演×人気漫画のコラボレーションに話題沸騰!本記事ではそんな本作の人気の秘密やあらすじ【ネタバレあり(シーズン1)】をお届け!
キム・ゴウン、アン・ボヒョン、ジニョンなど、出演俳優たちの熱演は本作の見どころです。特に本作のキャラクターを演じるにあたり難しいとされていたのは、彼らの感情一つ一つを表す細胞が同時に登場するため、それらを丁寧に体現する演技が求められることでした。他のドラマとは違い、心のうちの感情を俳優自身が考え行動するわけではないため、いかに忠実に細胞通りの動きが出来るかがポイントでした。どこまでキャラクターを映像化できるか、期待の中放送がスタートすると、それぞれが繊細な演技で見事に細胞とキャラクターにマッチした姿を演じました。
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主演のユミを演じている女優キム・ゴウンは、大ヒット作『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』を代表作に持つ女優で、本作でも安定した持ち前の演技力でユミを熱演しています。シーズン1放送後はキム・ゴウン以外のユミは考えられない!と言われたほどキャラクターとマッチした演技をみせ、シーズン2も続投が決まり、キム・ゴウン自身初のシーズン制ドラマへの出演を叶えました。これに対し「撮影自体は続けて行われたけれど、こうしてシーズン制ドラマへ出演することになり、非常に新鮮でありがたい」と語っています。シーズン2でも彼女らしい、目の動きや動作一つ一つへのこだわりを感じられる丁寧な演技がいきており、浮き沈むユミの感情表現に注目です!
話を重ねるごとに抜け出せない魅力を発揮したのはクウンを演じるアン・ボヒョン。『梨泰院クラス』『マイネーム: 偽りと復讐』などで名を知らせた彼は、少し天然ながらも男気あるキャラクターを高い演技力で演じています。鍛え抜かれたしなやかな肉体も披露し、視聴者のムラムラ細胞を活性化させたことでも話題を呼びました。 クウンとは正反対の魅力をもつバビ役のジニョンはシーズン2の主人公であり、誰もが憧れるスマートな彼氏役をカリスマ溢れる眼差しで演じています。『悪魔判事』で大きく俳優として成長したジニョンが見せる新たなラブコメ演技はファン必見!見ているだけで恋に落ちてしまいそうな、セクシーな魅力を発揮しています。 こうした、キャラクターとの高いシンクロ率を誇る俳優陣の熱演で、よりリアルなユミの恋愛が視聴者の胸キュンを誘発させ、人気を牽引しています!この投稿をInstagramで見る
シーズン2で共演するキム・ゴウンとジニョンは、撮影の間も「2人はよく会話をしていた。どの瞬間も互いの演技を近くで見守り、小さな声で意見を出し合っていた。現実のユミとバビの姿そのものだった。」と、2人の相性の良さをイ・サンヨプ監督がビハインドストーリーとして語っています。今にも虜になってしまいそうな2人の深く濃い演技は、こうした俳優たちのコミュニケーションからくるものであることがわかりますね。
本作のドラマ化が決定した際、原作ファンから「漫画の中のラブリーな細胞たちをどう映像化するのか?ドラマとして成り立つのか?」という不安の声が上がりました。原作はユミの日常と、ユミが感じる感情を細胞を通して表現するというものであり、ドラマのような劇的な展開もないことから少しでも細胞が不自然に映るとドラマとして成立しない!と言われていました。しかし、スタッフ陣の努力から、国内初!実写と3Dアニメーションの見事なコラボレーションで、ラブリーな細胞はそのままに、キャラクターたちの感情表現を助け、劇を盛り上げる要素として作用し、視聴者を圧倒しました。
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放送後、視聴者からは「細胞たちこそが本作の主役!」「細胞がキュートでファンになってしまった」などの口コミが目立つようになり、俳優陣の演技とぴったりな細胞の登場が、作品の人気をグッと押し上げました。恋愛、理性、食いしん坊細胞、更にはその細胞たちが加入するサークル活動まで描かれ、細胞こそが本作の世界観を生み出し、ファン納得のクオリティで一層の面白みを加えています。今ではどこにも憂慮や不安の口コミは見られず、シーズン2に期待を寄せるコメントが多く書き込まれています。
韓国ではユミの細胞グッズが発売され、売り切れる商品もあったほどの人気ぶりを見せています。日本では未発売ですが、発売されたら即買い!ですね。『ユミの細胞たち』は、“面白い”だけでなく、共感と視聴者への応援メッセージも込められています。
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シーズン1ではクウンとの恋愛、別れを通し「物語の主人公はあなた」というメッセージを届けます。クウンが自分という存在の大半を占め、クウンがいてこそ自分の人生はハッピーであると信じていたユミは、クウンに別れを告げられてはじめて「自分自身」という存在に気付かされます。クウンとの恋物語は涙に溢れた、辛いものであったものの、ユミにとって大きな意味を残す経験として終わりを告げます。私たちは他人の視線を気にし、よく見られたいという欲を持ちがちですが、このストーリーが「大事なのは自分自身であること」を教えてくれます。
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決して激しくも、特別というわけでもないラブコメ作品ですが、私たちが普段口に出せない心の中の感情を細胞を通して表したことで、“空気を読む社会”に生きる視聴者から共感を呼び、感情を共にしたユミの失恋からは前向きなマインドも感じられます。 リアリティー溢れる恋愛、人間関係、仕事など、ユミの人生がまるで自分のことのように思え、物語最後には共感を超え、心あたたかな感動をも感じられるストーリーは本作1番の魅力です。
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本作はAmazonPrimeVideoにて独占配信中です! 現在シーズン1のみの配信で、シーズン2の情報はありませんが、 おそらくシーズン2も同じくAmazonPrimeVideoにて配信されるものと思われます。
テレビでの放送や他配信サービスでの配信の予定はありませんので、ご覧になりたい方はAmazonPrimeVideoをチェックしてください!気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。