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【絶対観たい】俳優イ・ジョンジェといえばコレ!ライターが選ぶおすすめ作品ランキングTOP5

公開日 2022/10/14 20:30

変更日 2024/08/06 17:11

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『イカゲーム』の大ヒットで一躍ワールドスターとなった俳優イ・ジョンジェ。そんな彼がこれまで出演した作品は恋愛・アクション・史劇等多岐にわたります。本記事では今最も輝く韓流スターであるイ・ジョンジェの歴代出演作の中から、ライター独自の目線で厳選したおすすめの5作を紹介。彼の七変化をとくとご覧あれ!

これまで映画、ドラマをあわせ40以上もの作品に出演しているイ・ジョンジェ。

27歳の時に史上最年少で青龍映画賞の男優主演賞を受賞したことで話題を席巻し、デビューして間もないころからその実力を認められていました。近年『イカゲーム』のヒットで広く名が知られるようになりましたが、すでに映画界では超有名役者で、どんな役でも完璧にこなす実力派として信頼を得ています。そんなイ・ジョンジェの歴代出演作の中から私ライターと韓国のネット上の評価・評判をふまえおすすめの出演作5作を紹介します。

① 韓国映画『観相師-かんそうし-』

2013年に公開され、累計観客動員数900万人を超えた大ヒット映画『観相師-かんそうし-』。韓国史上最も熾烈な覇権争いであったとされる朝鮮時代の癸酉靖難(きゆうせいなん)を描き、ノンフィクションをベースとした、骨太なストーリーが特徴です。

その中でイ・ジョンジェは聖君世宗の2番目の息子であり、病床に倒れた文宗の死後、国をわが物とするため策を立てる首陽大君を演じました。登場シーンから強烈なオーラをまとい、カリスマあふれるふるまい、低く威圧感のある声で周りをけん制する姿に一瞬で目が奪われ、最後までその緊張感は続きます。王となるため2人の兄弟、王世子の弘暐を殺害、首陽大君を最後まで王として認めなかった家臣たちも容赦なく皆殺しにする姿は残酷で、恐怖をも覚えます。最期は多くの人を殺した呪いから精神的にも肉体的にも苦しめられ、懺悔しつつ死を迎える首陽大君ですが、その大胆ながらも繊細な感情を見事に演じたことで、イ・ジョンジェファンの間でも“史上最高のハマり役”と言われ、彼の高い演技力が存分に発揮されている作品の一つです。一度見たら忘れられない首陽大君の欲望、圧倒的存在感、虚無感はまさに覇権争いの続いた朝鮮時代をリアルに再現しており、王とはどんな存在であるべきかを観客に問い続けます。欲望には常に大きな対価が伴うもの。韓国史全体を見ても、手を血に染める王は誰一人幸せにはならず、聖君と呼ばれる王は長く国を統治したことから、罪なき犠牲の上に立つ城の脆さや不幸は必然であることを描きます。この一部始終を首陽大君が生き返ったかのような高いシンクロ率で演じたイ・ジョンジェの人間臭い、迫真の演技は一見の価値ありです!

② 韓国ドラマ『補佐官』

”誰もが幸せに生きる世界を作る”ため、日々忠実に業務にあたっていた補佐官チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)の目線から、政界で繰り広げられる様々な事件・争いを主題とした政治ドラマです。パート1、2のシーズンものですが、ドラマのクオリティを落とさないためはじめから全20話で構成されました。その戦略通り、パート1ではテジュンが危機に陥りながらも権力を得るため切磋琢磨するストーリーを、パート2では国会議員となったテジュンが社会の悪と対峙するストーリーを描き、一貫して政治腐敗や権力争いを描きます。

一度の失敗が人生を失墜させる緊張感の続く世界で、自身の目標に向かいひた向きに歩むテジュンをイ・ジョンジェは持ち前の落ち着いた雰囲気、品のある動作、口元の細微な動き、空気感で演じています。キャラクターとのシンクロ率の高さから、テジュンのとる行動一つ一つにも説得力があり、加えて相手役シン・ミナとの阿吽の呼吸で生み出される熱演は目を見張るものがあります。裏切られながらも、寂しさや悲しみを抱え国会議員の責務を全うする姿に監督自身も涙してしまったというほどイ・ジョンジェと役は一体化しており、視聴者にも深い没入感を与えます。練られたストーリーとベテラン俳優陣の安定した演技で、イ・ジョンジェはもちろん、全体がウェルメイド作品として高評を受ける名作です。

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ERRY

気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。