公開日 2023/09/16 20:00
変更日 2024/08/28 10:14
SEOUL, SOUTH KOREA - JUNE 21: RADO brand ambassador, actor Ji Chang-Wook attends the photocall of the 'RADO 2023 Novelties in Korea with Ji ChangWook' event on June 21, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
韓国ドラマの大半がフィクションとして制作される昨今ですが、実話をモチーフとしたリアリティあふれる人気の作品も数多く存在します。そこで本記事では、実際の出来事が生む真実味と、深い感情表現で視聴者の心をグッと掴む筆者おすすめの4作品を紹介します!
14世紀の高麗。元に連行されかけたヤンは王子のワン・ユに助けられる。13年後、男装してスンニャンと名を変えたヤンの協力で王位に就いたワン・ユは、男であるはずのスンニャンに惹かれていく。その頃、スンニャンは元の皇太子・タファンの護衛となる。
元へ貢女として連行された高麗の女性が元で皇后となるまでの壮絶な人生を描いた物語。主演は『カーテンコール』のハ・ジウォン、『ビッグイシュー~正義か、悪か~』のチュ・ジンモ、『ヒーラー〜最高の恋人〜』のチ・チャンウクが務め、熾烈な権力争いを熱演しています。
同作は史実に基づいた作品として有名ですが、当時、元へ渡り権力を握った英雄的存在として描かれる奇皇后の姿には懐疑的な声も挙がりました。
その理由として、権力を手に入れた奇皇后は今の韓国の前身であり、自身の出身地である高麗へ税負担を増やすなどひどい仕打ちをした、と記されている史料が多く残っているためです。
「高麗側からすると悪人」「英雄であったことに違いない」など意見が交錯する中でも、美男美女ぞろいのキャスト、ドラマチックな展開、華やかな衣装などが注目を集め、作品自体は最高視聴率29.2%と大ヒット。中でも凛としたハ・ジウォンのカリスマ、若かりしチ・チャンウクの美しさにハマる人が続出し、俳優陣の人気が爆上がり作品としても知られています。
作品自体はあくまで“モチーフ”とうたっているので、ドラマらしい脚色がされているのは事実です。描き方には賛否が分かれますが、史実の持つリアルとドラマの持つ華々しさが上手く融合され、いまだ幅広い世代に支持されている人気の史劇です。
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。