公開日 2024/02/02 21:00
変更日 2024/09/04 17:56
(C)Kboard編集部
『応答せよ1994』『浪漫ドクター キム・サブ』『賢い医師生活』などのヒット作に出演し世界のドラマファンをとりこにしてやまない俳優ユ・ヨンソク。主演を務めた動物と人間の絆を描く映画『マイ・ハート・パピー』の日本公開を記念して来日した彼に、同作への想いやその舞台裏、愛犬リタについても語っていただきました!
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甘いマスクと上品な笑顔で乙女たちのハートをがっちりつかんで離さない、俳優ユ・ヨンソク。近年では麻薬密売組織のブレーン、恋愛下手な銀行員、サイコパスな殺人鬼と、新たな役柄に挑戦し、多様な姿で視聴者を魅了しています。
最新映画『マイ・ハート・パピー』では、心優しい主人公・ミンスを好演。同作は、とある事情で泣く泣く愛犬を手放すことを決めたミンスが、里親探しの旅で動物たちの温もりに触れ、成長する感動の物語です。
ユ・ヨンソクと最高の相性で観客を笑わせてくれる、ミンスの従兄弟・ジングク役を日本でも大ヒットした映画『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンが務め、同作で約15年ぶりの再共演を果たしました。ほかにもキュートで芸達者なワンちゃんたちやドラマ『マイデーモン』で人気のキム・ユジョン、ドラマ『朝鮮弁護士』『ブラッドハウンド』のウ・ドファンなど超豪華なカメオ出演もこの作品の大きな魅力。
韓国で2023年3月に公開され、あの人気俳優パク・ソジュンも「心温まる映画」と称賛。「最高に癒される映画」と呼び声高い同作が2024年1月2日から公開中です。
繊細で感情豊かな主人公ミンスを演じたユ・ヨンソクさんに、映画の撮影秘話や、2年前に里親となった愛犬リタとの日々を伺いました。最後にK-board読者のみなさまへメッセージも。どうぞ最後までお楽しみください!
ⓒ 2023. Yworks Entertainment Co.,Ltd. All rights reserved.
台本を読んで、俳優というフィルモグラフィに関わらず、映画の持つメッセージに感銘を受けました。
この作品を断ることは犬たちを断るような気がして、この映画は受けるべきと思いました。作品の持つメッセージが(みなさんに)伝わり、悲しい犬たちがいなくなればと思います。
ミンスという人物は、動物を心から愛するあたたかなキャラクターだと考えました。動物と共感するシーンでは、感情をより上手く表現できたと思います。自分の作品を観て泣いたのは初めてでした。
感情シーンは、思ったより自然にできたと思います。愛犬のルーニーやほかの犬たちと心を通わせていたら、自然に集中できました。
自身の演技より、犬たちと撮影したシーンが記憶に残っています。中でも、ルーニーとの撮影が印象的です。僕が演じるミンスのお母さんが亡くなり、泣いていると、それを慰めようとやってくるシーン。これは訓練ができないものなんです。監督やスタッフと「一回やってみよう」と撮影してみたら、本当に慰めにきてくれて…。とても感動的でした。
印象に残っているせりふは「家族はどんな時も一緒にいるべきだ」という言葉です。とても記憶に残っています。
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実際に、映画の中にあるように私たちもソウルから出て船に乗り、済州島で旅をする過程を経験しました。撮影は夏だったので、犬たちと初めて撮影したときは「暑くないかな?」など、彼らのコンディションが気になりました。様子を見ながら僕らはその間に撮影したり、そのやりくりが少し大変でした。
また、雨がたくさん降って撮影できない日も多く、うまく行かないことがたくさんありました。実は、その間に犬が大きくなってしまったので、場面を不自然なくつなげるのに監督が苦労されていました(笑)
テヒョン兄さんと実際に済州島の海辺で撮影した、映画後半に出てくるシーンです。コンテ(台本)では、小さい犬たちが自由で楽しそうに遊んでいる、というものだったのですが、なかなか思うようにいかなかったんです(笑)。仕方なくリードを持って撮影したのですが、映画ではいたずらをしたり、戯れている姿がすごく可愛く映っていたのでよかったです。
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 塩漬け作品はあまりなく、一気観派。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。