公開日 2024/04/08 11:45
変更日 2024/09/11 15:03
SEOUL, SOUTH KOREA - MAY 24: South Korean actress Park Eun-Bin attends the 'The Witch: Part 2. The Other One' press photocall on May 24, 2022 in Seoul, South Korea. The film will open on June 15, in South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
韓国ドラマの醍醐味と言えば!感動&胸キュンですよね。そこで本記事では、これまで誕生した数々の名作の中から、筆者が「これぞ名場面!」と思えるシーンを「感動編」と「胸キュン編」に分けてご紹介。泣いて笑ってキュンする!目も心も満たされる、韓国ドラマの名場面を振り返ります。
まずは感動編!心にしみる名言が語られた、レジェンド級の感動の名場面を振り返ります。
2022年、初回0.9%→最終回で17.5%の高視聴率を叩き出し“ウ・ヨンウシンドローム”を巻き起こした同作。自閉スペクトラム症の弁護士が、弁護士事務所の人々と共に、鋭い洞察力と記憶能力で弁護人の利益を追求するヒューマン・リーガルドラマ。
「何度もオファーを断った」としながらも、卓越した演技力で百想芸術大賞の大賞を受賞したパク・ウンビンの好演、多角的視点で描かれる深みある物語が魅力です。
崖っぷちの状況でも冷静な判断を下し、奇抜な突破口から解決策を導き出すヨンウ。その中で事件や人間関係の本質を突いた彼女らしい名言も数々登場。筆者が心動かされたのは、すべての伏線が回収される最終16話です。
ヨンウの母親であるスミ。自身の大出世を前に、息子サンヒョンの犯罪行為が発覚。真実を隠そうとする母親へ、サンヒョンに自首の機会を与えるようヨンウが説得するシーン。
迷子のイッカクが、慣れないシロイルカの群れで過ごす姿を例えに出し「みんなと違うから、なかなか溶け込めないし、嫌われることも多いです」「それでも大丈夫です、これが私の人生ですから。おかしくて風変りだけど、価値があって美しいです」
どんな人にも、人生とは価値があり、美しいもの。このセリフのために15話のストーリーすべてが伏線になっていたのではと思うほどに心に強く響く名感動シーンです。
誰もが知る、韓国医療ドラマの金字塔といえば“キム・サブシリーズ”。2018年に最高視聴率27.6%を記録したシーズン1、フレッシュなキャストが加わった2020年のシーズン2、2023年にシーズン3と長きにわたり本国でも絶大な支持を受けています。
医療ドラマらしい、人命救助の緊張感、医師たちの使命感、患者や医師の人間ドラマに加え、サブの放つ名言は説得力があり、心打たれるものばかり。
成長と葛藤を繰り返す若き医師たちへの助言、医師たるものの信念に「こんな医師がいてくれたら」と願うほど魅せられてしまいます。
名言が多すぎて、一つを選ぶのは難しいのですが…あえて筆者がチョイスするとすると、シーズン1の第2話。自信満々、野心家のインターン生ドンジュが、左遷された田舎の病院で、サブの常識外れな人命救助を目の当たりにするシーン。
手術室でもない、開かれた病室で緊急手術をするサブ。その実力に圧倒されながらも「危険な処置でした」と問い詰めるドンジュに「何としてでも患者を救うこと、それ以外のことはクソ食らえだ」と言い放ちます。(↑動画5分33秒~)
物語はシーズン3まで制作されていますが、このセリフが一貫してサブのすべてを物語っているよう。今でも忘れられない、サブのカリスマを見せつけた痺れる名セリフです。
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。