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【旅する韓国ドラマ第10弾】『涙の女王』『ソンジェ背負って走れ』『ヒーローではないけれど』撮影地5選

公開日 2024/05/27 20:00

変更日 2024/06/20 14:00

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歴代最高視聴率を叩き出した『涙の女王』、斬新なタイムスリープとロマンスの融合が話題の『ソンジェ背負って走れ』、チャン・ギヨンの除隊後復帰作『ヒーローではないけれど』から、筆者が厳選した印象深い撮影地の情報をお届け!思わず行きたくなる綺麗な海辺から人気のカフェまで、絶対訪れたいスポットが目白押しです。

『涙の女王』

近年の大ヒット作『愛の不時着』を上回る、tvN歴代最高視聴率24.9%を記録した『涙の女王』。

冷徹な百貨店の女王ヘインと、田舎出身のエリート社員ヒョヌが恋に落ち結婚。すれ違いが続き、離婚を決意したヒョヌですが、ヘインの余命宣告をきっかけに愛を再確認する夫婦の絆修復物語。

脚本は『青い海の伝説』『星から来たあなた』『愛の不時着』を手掛けたパク・ジウン。女性を立体的かつ魅力的に描くジウン作家の筆力は同作でも健在。病と愛、後継者同士の間で揺れるヒロインの感情を、ユーモアと切なさを織り交ぜ絶妙なバランスで描きます。

ペク・ヒョヌを演じたキム・スヒョンは、同作を通し第60回百想芸術大賞の最優秀演技賞(男性)にノミネート。惜しくも受賞は逃しましたが人気賞を受賞し、作品の高い人気を証明しました。

2024年、韓国ドラマ界を揺るがした同作から、印象深い2つの撮影地を紹介します。

『涙の女王』撮影地① アクアプラネット一山(イルサン)/ヒョヌがヘインへ告白をするアクアリウム

本編8話。4年前、恋人同士であったヘインとヒョヌは、アクアリウムでデートを楽しみます。人気のデート場所ということでこの場所を訪れますが、なぜか人がおらず貸し切り状態…。

「宇宙が応援してくれているのかな」とポジティブなヒョヌですが、後にヘインが館内を貸し切りにしてたことが明かされます。「音楽が合わない」と話すヒョヌの言葉に、一瞬でBGMを変更させるなど、ヘインのカリスマあふれる姿も見られたシーンです。

少しぎこちない雰囲気の中、ヒョヌが大型水槽の前でヘインへプロポーズをするこの場面は「アクアプラネット一山」にて撮影されました。

全44もの水槽を保有する、国内でもTOP3に入る規模の大型水族館。海底トンネルを抜けると現れるこの大型水槽は約2000トンもの水を使用しているんだとか。キラキラと輝く水がロマンチックな雰囲気を演出し、デートスポットとしても人気の場所。韓国リメイク版『愛していると言ってくれ』でもデートシーンの撮影地として使用されています。

水族館の一番の目玉は、国内で2か所しか見ることができないというセイウチ。館内も、このセイウチ(愛称:メリー)のグッズや展示物がたくさん見られます。

撮影地として使用された水槽以外にも多様な海洋生物を観ることができます。ヒョヌとヘインのようにデートで訪れるもよし、家族で訪れても1日十分に楽しむことのできる、一山を代表する人気スポットです。

アクアプラネット一山

営業時間:10時~18時30分
定休日:なし
住所:282 Hallyu world-ro, Ilsanseo-gu, Goyang-si, Gyeonggi-do, 韓国
入館料:33000ウォン

『涙の女王』撮影地② イルォル樹木園/ヒョヌがタヌキが居ると信じる会社の屋上庭園

第7話のエピローグ。秘書から、ヒョヌが「ヨンスクという名前を呼んでいた」との報告を受けるヘイン。

結婚前、ヘインがヒョヌをからかおうと“「ヨンスク」という名前のタヌキが屋上庭園に潜んでる”という嘘をつきます。「何度も見たことがある」「呼べば出てくる」と嘘を重ねると、「ウソでしょ、そんなはずはない」と笑っていたヒョヌ。

しかし、純粋なヒョヌはヘインの言葉を信じ、今なおヨンスクを呼び続けていました。そんなヘインへの絶大な信頼と、愛のこもったヘインの嘘にキュンとして少し切なくなるシーンが撮影されたのは、京畿道(キョンギド)水原(スウォン)市にある「イルォル樹木園」です。

2005年に完成した、国内でも最大規模の都市型樹木園。施設の外には広大な公園が広がり、お散歩コースや癒しのスポットとして地元住民に愛されています。

ヨンスクのシーンが撮影されたのは、施設内の温室。高い天井は開放感にあふれ、近代的な雰囲気が漂います。ところどころにフォトスポットが設けられており、珍しい樹木をバックに撮影すれば、インスタ映えも間違いなし!

水原旅行の際、お散歩がてらヒョヌになったつもりでヨンスクを探してみては。

イルォル樹木園

営業時間:9時30分~17時30分
定休日:月曜日
住所:韓国 Gyeonggi-do, Suwon-si, Jangan-gu, Irwol-ro, 61
入場料:4000ウォン

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ERRY

気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 塩漬け作品はあまりなく、一気観派。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。