チェ・イジェ(ソ・イングク)は、30歳になる今でもいまだ就活中の身。アルバイトで生計を立てながら就職を目指す就職浪人。大学時代からの恋人には去られ、最後に受けた就職面接も不合格。がむしゃらに頑張っても希望が見出せない人生を悲観し、死を選ぶ。ビルの屋上から飛び降りたはずのイジェの前に現れたのは、“死”(パク・ソダム)。「死を侮辱する罪を犯した」とイジェに告げる“死”は、罰として「12回の生と死」という審判を下す。その罰とは、「もうすぐ死ぬ運命の12人に転生する」というもの。地獄に落ちる前に、年齢・性別・状況の異なる12人の体の中に入り、新しい人生と死を12回も経験しなくてはいけなくなったイジェ。しかし、一度でも死を避けて生き残れば、確定している運命を変えられる可能性もあると“死”に告げられる。
COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(5件)
ネタバレ有り
まつり
まるで転落するように人生のどん底を体験した主人公が選んだのは、自死。その結果、この世ならざる者の不興を買ってしまい、様々な他人に乗り移り、その死を体験することになります。高所からの転落死、事故死、爆死など、死に様のバリエーションがとにかく豊富。どうにかこうにか死を逃れて、この世ならざるものに復讐しようとするものの、上手くいきません。その過程でかつての恋人と再会することになるのですが、恋人もろとも死んでしまうシーンは「そこまでやるか!」と衝撃を受けました。また、終盤では母親に乗り移る回はかなり辛かったです。しかしそれらの経験を得て、前を向くことが出来た結末に私自身も救われました。
gin
地獄行き寸前の主人公イジェが12回の死と生を経験するという、斬新でスリリングな転生ドラマです。主人公のイジェは、地獄行きの宣告を受け、絶望の淵に立たされます。しかし、彼にはもう一つのチャンスが与えられます。それは、12回の転生を通じて人生をやり直すこと。何と言ってもそのユニークな設定と、転生ごとに展開される多様なストーリーですね。
さとひろろ
深いテーマと個性的なストーリー展開の名作だと思います。死をテーマにした重厚なストーリーが、自分の人生について深く考えさせられました。毎回異なる人生を経験する展開が新鮮で飽きませんでした。CGやアクションシーンが多用されていて、飽きずに視聴できました。イジェの成長過程が丁寧に描かれており、感情移入できます。俳優陣の演技が素晴らしいと思いました。ただやや暗い作品のため、気持ちに余裕がある時に視聴することをおすすめします。
yanyan
大きなジャンルでいえば「転生もの」なのかもしれませんが、今までに見たことがないドラマでした。12回の死を繰り返すことになった主人公。そのため、主人公は次から次へとさまざまな他人に転生していきます。その転生先となる俳優たちがとにかく豪華。キャストの豪華さに惹かれて観始めたドラマでしたが、ストーリーもとっても面白く、自分が前のめりになっていくのを実感しました。転生先はつながりのない他人のはずなのに、つながっている部分があって、「ここであれがつながるの~!」と驚きと興奮の独り言を何度言ったことか。笑 そして、ヴィランとして存在感を現わしているキム・ジフンが、今作でも大活躍。サイコパスっぷりがこの作品の面白さを底上げしていたと思います。 疾走感のある展開の良さで一気観にもおすすめ。サスペンス・アクション・感動・復讐、さまざまなジャンルが一度に楽しめる贅沢すぎるドラマでした。
ままん
自死を選んだイングクが別の人の人生を生きる為...と言うか死ぬ瞬間に立ち合う為に何度も生まれ変わりその人の死を回避するストーリー展開は今までにない面白い設定でした。 生まれ変わる人がまた凄い俳優さん達のラインナップ!私の大好きな俳優さんも沢山出演されてたので次は誰?次は?とワクワク感もありとても楽しかったです。 イングクが何故何度も生まれ変わり死に直面させられるのか...そこはシビアな理由でした。 好きな俳優さんが出演されてる方は是非観てくださいね♡