REVIEW 今注目のドラマ

ハウスメイド

2.5
映画
ジャンル 韓国 ホラー サスペンス・ミステリー
配信サイト Prime Video
製作年 2011年
  • ひよこリアクション1 0%
  • ひよこリアクション2 50%
  • ひよこリアクション3 0%
  • ひよこリアクション4 0%
  • ひよこリアクション5 50%

COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(2件)

すべての感想・評価

Kboardライター
階級問題が引き起こす悲劇を描いた作品
2024/08/18
このレビューはネタバレを含みます。

女友達と狭いベッドで一緒に眠るような貧しい生活を送っていた主人公。そんな彼女が勤めることになったのは、裕福な家族が暮らすハウスメイド。家事を仕切っているユン・ヨジョンの態度はかなり素っ気ないし、雇い主の妻からは「おばさん」と呼ばれる始末であまり快適な職場環境とは言えません。それなのに妊娠している妻を労わったり、雇い主の娘と優しく接する姿は仕事に対して真摯であろうとする姿が伝わってきました。しかし主人との不貞を働いたことで、状況は大きく変化します。立場の弱い主人公は、雇い主たちの思惑に振り回された挙句、壮絶な最期を迎えることになったのは辛かったです。

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Kboardライター
yanyan

yanyan

3
ひよこリアクション5
階級社会の恐ろしい現実に触れられるエロティックサスペンス
2024/06/29
このレビューはネタバレを含みます。

上流階級の豪邸でメイドとして働くことになった女性の姿を描いた愛憎サスペンス。 家政婦であるウニ(チョン・ドヨン)に、手を出すご主人を演じるのはイ・ジョンジェ。奥様は妊娠中とこの時点でなかなかのクズっぷり。奥様も絵にかいたようなセレブっぷりで、その母も絵にかいたような性格の悪いお金持ち。ただ、ウニはウニで、その状況を楽しんでいるようなまんざらではない様子。 なので、ウニの行く末は可哀想ではあったけれど、「あなたも悪いよね…」とあまり共感できませんでした。ただ、ウニが選んだ復讐の方法は、なかなか過激で強烈なインパクトがあって個人的には好きです。笑 それでもお金持ち一家にとっては「単なるハプニング」程度のダメージのようで、そんな結末が階級社会のリアルを物語っているようでした。登場人物の中で唯一の良心ともいえる、娘・ナミの将来が気になる終わり方でした。 ちなみに『ハウスメイド』の続編と思わせるような『蜜の味 ~テイスト・オブ・マネー~』も、併せて観るとなかなか面白いです。

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