志賀内のぞ美
『パラサイト 半地下家族』のポン・ジュノ監督、『キャプテン・アメリカ』クリス・エヴァンス主演、そして韓国のソン・ガンホとコ・アソン、ハリウッドで活躍する『ナルニア国物語』ティルダ・スウィントンや『ロボコップ』エド・ハリス、『ハリポタ』シリーズのオリバンダー役ジョン・ハート、『ヘルプ』オクタヴィア・スペンサーなど、キャストが超豪華!韓ドラオタクになる前はもともと洋画ファンで、クリス・エヴァンスは特に好きな俳優だったので、私にとっては神作品といっても過言ではありません。列車内という限られた空間ながら、車両によって貧困の差が激しく、裕福な車両はもはやメルヘンな近未来的な人々が、貧困車両から来た主人公たちを白い目で見ます。外に出れば命はない極寒の世界で、走り続ける列車が唯一生存できる場所というのも奇抜な発想。極端ではあるけれど、異常気象でどんどん過ごしづらくなっている地球の遠くない未来かもしれないと考えると、「現実味のないSF映画」とも言い切れず、主人公たちの貧困層、つまり弱者たちが列車の先端にいる権力者に立ち向かっていく展開が面白かったです。
まつり
人類の殆どが死滅した世界で動き続ける列車が舞台です。窮屈な世界の中で、階級制度によって人々の生活に大きな差がついている光景は衝撃的でした。特に印象に残ったのは、反旗を翻した主人公が先頭車両に向かう途中で遭遇した食品を加工する車両。予想できない真実が待ち構えていて、ゾッとしてしまいました。また、狭い車両のなか、大人数での乱闘シーンはアクション好きにはたまらないかもしれません。クールな父親役を演じているイ・ガンホも良かったです。
yanyan
ポン・ジュノ監督の映画作品。出演者は欧米の方々ばかりですが、 ソン・ガンホ、コ・アソンも出演しています。極寒の雪世界となった世界で、生き残ったわずかな人類は「スノーピアサー」という列車の中で暮らしているというディストピアアクション。列車という舞台が、富裕層と貧困層という人類の階級をわかりやすく象徴していてとにかく面白い!アクションシーンはなかなかグロいですが、最下層の人たちが革命を求めて最後尾から前方車両へと進んでいく展開がとにかくスリリング。車両ごとに変化する世界観も面白く、ディストピア作品の中で1番好きかも!ところどころに感じる社会風刺的なメッセージが、ポン・ジュノ作品だなと実感させられます。スリリングな展開の中に感じる、人間の醜さや欲望、強さや愛情にも注目してほしいです!
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COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(3件)
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志賀内のぞ美
『パラサイト 半地下家族』のポン・ジュノ監督、『キャプテン・アメリカ』クリス・エヴァンス主演、そして韓国のソン・ガンホとコ・アソン、ハリウッドで活躍する『ナルニア国物語』ティルダ・スウィントンや『ロボコップ』エド・ハリス、『ハリポタ』シリーズのオリバンダー役ジョン・ハート、『ヘルプ』オクタヴィア・スペンサーなど、キャストが超豪華!韓ドラオタクになる前はもともと洋画ファンで、クリス・エヴァンスは特に好きな俳優だったので、私にとっては神作品といっても過言ではありません。列車内という限られた空間ながら、車両によって貧困の差が激しく、裕福な車両はもはやメルヘンな近未来的な人々が、貧困車両から来た主人公たちを白い目で見ます。外に出れば命はない極寒の世界で、走り続ける列車が唯一生存できる場所というのも奇抜な発想。極端ではあるけれど、異常気象でどんどん過ごしづらくなっている地球の遠くない未来かもしれないと考えると、「現実味のないSF映画」とも言い切れず、主人公たちの貧困層、つまり弱者たちが列車の先端にいる権力者に立ち向かっていく展開が面白かったです。
まつり
人類の殆どが死滅した世界で動き続ける列車が舞台です。窮屈な世界の中で、階級制度によって人々の生活に大きな差がついている光景は衝撃的でした。特に印象に残ったのは、反旗を翻した主人公が先頭車両に向かう途中で遭遇した食品を加工する車両。予想できない真実が待ち構えていて、ゾッとしてしまいました。また、狭い車両のなか、大人数での乱闘シーンはアクション好きにはたまらないかもしれません。クールな父親役を演じているイ・ガンホも良かったです。
yanyan
ポン・ジュノ監督の映画作品。出演者は欧米の方々ばかりですが、 ソン・ガンホ、コ・アソンも出演しています。極寒の雪世界となった世界で、生き残ったわずかな人類は「スノーピアサー」という列車の中で暮らしているというディストピアアクション。列車という舞台が、富裕層と貧困層という人類の階級をわかりやすく象徴していてとにかく面白い!アクションシーンはなかなかグロいですが、最下層の人たちが革命を求めて最後尾から前方車両へと進んでいく展開がとにかくスリリング。車両ごとに変化する世界観も面白く、ディストピア作品の中で1番好きかも!ところどころに感じる社会風刺的なメッセージが、ポン・ジュノ作品だなと実感させられます。スリリングな展開の中に感じる、人間の醜さや欲望、強さや愛情にも注目してほしいです!