REVIEW 今注目のドラマ

アイ・キャン・スピーク

5
映画
ジャンル 韓国 コメディ
配信サイト Prime Video
製作年 2022年
キャスト ナ・ムニ イ・ジェフン パク・チョルミン
  • ひよこリアクション1 0%
  • ひよこリアクション2 0%
  • ひよこリアクション3 0%
  • ひよこリアクション4 100%
  • ひよこリアクション5 0%

COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(2件)

すべての感想・評価

Kboardライター
yanyan

yanyan

5
ひよこリアクション4
ハートフルコメディかと思いきや…奥深い人生ドラマ
2024/07/01
このレビューはネタバレを含みます。

トラブルメーカーのおばあさんとマニュアル人間な公務員の交流を描いたハートフルコメディかと思いきや!中盤からどんどん予想と違う方向に物語が展開していって、ナ・ムニ演じる主人公オクプンの隠された過去が明らかになってからずっと涙が止まりませんでした。原作は、「日本軍慰安婦被害者シナリオ公募展」1位入選作とのことで、後半は従軍慰安婦問題がテーマとなっています。テーマがテーマだけに、日本が悪のように描かれている部分もあるので、嫌な人は嫌かもしれません。個人的には、心に深く残る最高の名作でした。オクプンがなぜ英語を勉強したかったのか、オクプンがなぜたくましく見えるのか…さまざまな理由がわかったとき、見えている一面だけで人の人生を判断してはいけないとも思いました。脚本もナ・ムニの演技も最高。人と人とのつながりの尊さが胸に刺さる映画です。従軍慰安婦問題に抵抗がなければ、是非観てほしい!人におすすめしたくなる感動作でもあります。

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ねね

ねね

5
ひよこリアクション4
問題作かもしれないけど、私の人生映画!
2024/11/21
このレビューはネタバレを含みます。

トラブルメーカーおばあさんとマニュアル人間な公務員の交流を描いたドタバタコメディと思って観たら、予想もしていない奥深い映画でした。実はおばあさんは、慰安婦だった過去を持つ人。そして英語を学びたかったのは、アメリカにいる兄弟に会いたかったから。見える側面だけでその人を判断しきれないこと、誰もが様々な人生を抱えて生きていることを改めて思い知らされる映画でした。慰安婦のことが描かれているので、日本人としては複雑な気持ちになる場面も。なので、日本の立場からしたら問題作といえるのかもしれないです。でも、これは私の人生において強く残る映画といえるほど、心に残る作品でした。辛い過去を背負う人たちが、この作品のオクプンのように温かい人達に出会って幸せを見つけられたらいいなと思います。

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