Kboardライター このレビューはネタバレを含みます。

天才ピアニストから離婚専門弁護士に転身したシン・ソンハンが様々な悩みを持つクライアントの離婚訴訟で勝利を重ねて行く物語です。それぞれのクライアントが抱える問題が、現代社会の縮図のように感じられて考えさせられました。離婚という重いテーマですが、前向きになれるようなところが良かったです。私も結婚しているので、離婚ついて考えさせられる作品でした。キャストの演技も素晴らしかったと思います。ソンハン役のチョ・スンウさんの冷静沈着な姿に惚れ惚れしました。

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離婚を専門とする元ピアニスト弁護士シン・ソンハン（チョ・スンウ）が主人公のヒューマンドラマ。タイトルからわかるとおり、離婚案件を通して夫婦の問題、家族の問題が描かれています。飄々としているシン・ソンハンですが、彼自身も妹の悲しい離婚によって大きな傷を抱えており、その事件の真相などもうまく描かれていて、なかなか面白かったです。シン・ソンハンの良き友人を演じるキム・ソンギュンとチョン・ムンソン。彼ら2人がドラマのいい潤滑油になっていて、コミカルなシーンも多くそのメリハリもよかったです。1話目のイ・ソジン（ハン・へジン）の離婚案件からなかなかヘビーな内容で一気にハマりました。めちゃくちゃサスペンス、めちゃくちゃドロドロ！というドラマではないのですが、それが逆に現実的でいろいろ考えさせられる部分もあり。これぞ大人が楽しめるリアリティのある弁護士ドラマでした。