志賀内のぞ美
シン・ソンロクとイ・セヨン主演のファンタジー・サスペンス。娘を捜す1ヶ月先を生きる男ソジンと母を捜す1ヶ月前を生きる女エリが、1分間だけ繋がる電話で運命を変えようと奮闘します。本作は1ヶ月前と1ヶ月後を行ったり来たりする構成なので、1秒たりとも見逃せません。「監督や脚本家はよく作りながら混乱しないな」と感心しちゃうほど展開が早く、1ヶ月前を生きるエリが、1ヶ月後の時間実軸に追いつくまで描かれています。そして毎エピソードのラストで次回が気になってしまう面白い展開を起こす重要なキーパーソンがアン・ボヒョン演じるソ・ドギュン。悪役のイメージがあったシン・ソンロクが主演ということで興味をもった作品でしたが、アン・ボヒョンのミステリアスなキャラクターとカッコよさ、そして感情爆発の演技力にすっかり魅了されてしまいました。ドギュンはソジンの右腕であり、彼の妻ヒョンチェの愛人ですが悪役ではありません。結婚前に知り合ったヒョンチェへの愛が深すぎたゆえに離婚したがる彼女の計画に加担した愚かな若者でした。新人賞獲るのも頷けます。
さとひろろ
1ヵ月のタイムラグのある2人が、事件に巻き込まれていくというユニークなSF設定の物語です。時間軸がやや複雑に感じる部分がありましたが、丁寧な描写で楽しめました。話数がそれ程多くなかったので、中だるみも気にならなかったです。アン・ボヒョン演じる主人公の部下が良いキャラでした。アン・ボヒョンはビジュアルも良かったと思います。そのほかの俳優さんの演技も見事で、ナム・ギュリ演じる妻の演技にはゾッとしました。サスペンスが好きな人におすすめです。
BomiBomi
一瞬でも目を離すと時間経過が分からなくなるので、集中してみたい面白いドラマ。美しい妻ヒョンチェが実はすごく悪女。富と名声のためにソジンと結婚し、不倫して夫と別れるために“死んだと思わせる”とんでもない計画を実行。「邪魔なら始末すればいい」と淡々と言える恐ろしい女でした。愛人ソ・ドギュンは、ヒョンチェが結婚する前の元カレで、当時「ものたりない」とフラれて、ソジンと離婚したがっている彼女に協力して、彼女の手を汚させたくないから代わりに動く。ソジンよりも先に好きになり一途な愛におぼれ危険な計画に利用された愚かな青年。バックストーリーを見ると本当は悪人じゃないのに、愛に洗脳されて、ソジンやハン・エリたちから睨まれて、ヒョンチェを守って悲しい最期を迎えて、とても可哀想でした。ドギュンが面白くなる展開を毎回作っていて、すっかりアン・ボヒョンのファンになりました。彼が居なくなったことにより、ヒョンチェがボロボロに泣き崩れるラストが印象的です。
「パーフェクト・バディ 最後の約束」放送 /KNTV
「白雪姫には死を~BLACK OUT」放送スタート /KNTV
「白頭山大噴火」放送 /アジアドラマチックTV(アジドラ)
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COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(3件)
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志賀内のぞ美
シン・ソンロクとイ・セヨン主演のファンタジー・サスペンス。娘を捜す1ヶ月先を生きる男ソジンと母を捜す1ヶ月前を生きる女エリが、1分間だけ繋がる電話で運命を変えようと奮闘します。本作は1ヶ月前と1ヶ月後を行ったり来たりする構成なので、1秒たりとも見逃せません。「監督や脚本家はよく作りながら混乱しないな」と感心しちゃうほど展開が早く、1ヶ月前を生きるエリが、1ヶ月後の時間実軸に追いつくまで描かれています。そして毎エピソードのラストで次回が気になってしまう面白い展開を起こす重要なキーパーソンがアン・ボヒョン演じるソ・ドギュン。悪役のイメージがあったシン・ソンロクが主演ということで興味をもった作品でしたが、アン・ボヒョンのミステリアスなキャラクターとカッコよさ、そして感情爆発の演技力にすっかり魅了されてしまいました。ドギュンはソジンの右腕であり、彼の妻ヒョンチェの愛人ですが悪役ではありません。結婚前に知り合ったヒョンチェへの愛が深すぎたゆえに離婚したがる彼女の計画に加担した愚かな若者でした。新人賞獲るのも頷けます。
さとひろろ
1ヵ月のタイムラグのある2人が、事件に巻き込まれていくというユニークなSF設定の物語です。時間軸がやや複雑に感じる部分がありましたが、丁寧な描写で楽しめました。話数がそれ程多くなかったので、中だるみも気にならなかったです。アン・ボヒョン演じる主人公の部下が良いキャラでした。アン・ボヒョンはビジュアルも良かったと思います。そのほかの俳優さんの演技も見事で、ナム・ギュリ演じる妻の演技にはゾッとしました。サスペンスが好きな人におすすめです。
BomiBomi
一瞬でも目を離すと時間経過が分からなくなるので、集中してみたい面白いドラマ。美しい妻ヒョンチェが実はすごく悪女。富と名声のためにソジンと結婚し、不倫して夫と別れるために“死んだと思わせる”とんでもない計画を実行。「邪魔なら始末すればいい」と淡々と言える恐ろしい女でした。愛人ソ・ドギュンは、ヒョンチェが結婚する前の元カレで、当時「ものたりない」とフラれて、ソジンと離婚したがっている彼女に協力して、彼女の手を汚させたくないから代わりに動く。ソジンよりも先に好きになり一途な愛におぼれ危険な計画に利用された愚かな青年。バックストーリーを見ると本当は悪人じゃないのに、愛に洗脳されて、ソジンやハン・エリたちから睨まれて、ヒョンチェを守って悲しい最期を迎えて、とても可哀想でした。ドギュンが面白くなる展開を毎回作っていて、すっかりアン・ボヒョンのファンになりました。彼が居なくなったことにより、ヒョンチェがボロボロに泣き崩れるラストが印象的です。