gin
患者と心を通わせながら日々奮闘する精神科ナースの姿を描いた感動の物語です。医療の現場で繰り広げられる彼女の温かさと優しさには、見ているこちらも癒され、時に深く考えさせられます。辛いことや困難に立ち向かいながらも、明るい笑顔を忘れない主人公の姿が、日々の支えや励ましを与えてくれるはずです。人に寄り添うことの大切さを感じたい方にぴったりの一作です!
志賀内のぞ美
ストレス社会の現在を懸命に生きる人々。パニック障害に悩む人は少なくなく、病名も大分認知されてきました。本作は、精神疾患のない同僚や友人、家族になかなか理解してもらえない彼らの苦しみが、わかりやすくしっかりと描写されています。私も昔からパニック発作をよく起こしていた経験があり、共感度が高くて涙が出ました。精神病院にかかってしまえば、健常者からすれば「頭のおかしい人」というレッテルを張られ、治療では薬漬けにされるイメージがあるため、なかなか病院に相談できない人も多いはず。本作に登場する患者は、元は「まともな人間」ばかりで、優しい人や頑張る人が過度なパワハラなどによるストレス社会に押し潰されてしまった実情を描いています。そして、パク・ボヨン演じる主人公らのように、彼らを理解し優しく熱心に支えてくれる人々の存在はとても大きいです。本作により、各々の付き合い方や仕事のあり方などが見直され、この過酷なストレス社会の現状が少しでも和らいてくれたら嬉しいです。
MIUの韓ドラ部屋
精神病棟で働く看護師の物語。 演出は<今私たちの学校は>のイジェギュ監督! ヒューマン好きには最高の物語でした…😭 惜しかったのはタイトルだけ。 何故「今日もあなたに太陽を」という邦題をつけたのか… "朝が来る"という台詞が出てきたり、タイトルと内容が絡んでるからこそ 「精神病棟にも朝が来ます」の直訳が良かったとも思ったり。 精神疾患について知る機会が少ないのが現実だけど、この作品が全世界で配信された事実だけでも価値があるのではないか…と感じた。 患者一人一人にスポットライトを当てながら様々な社会問題を扱ってくれた事。 もちろん患者だけではなく、精神病棟で働く医師たちも主人公だったね。 経験した人しか分からない心の苦しさ、言葉では表せない感情をCGを使って視覚的に面白く見せてくれた。 見終わった後に作品のコメンタリーを見たんだけど、監督自身がパニック障害になったことがあるみたいで だからその気持ちが分かるし、この苦しさをどう表現するのかたくさん悩んだとのこと… 水を使ったり、クッションを使ったり、スライムを使ったり、色んな道具を使って今回の作品を演出したって言ってた。 その言葉の通り、とっても丁寧に作られてると感じた作品でした。 少しは精神疾患について理解できたかなと感じるくらい本当に素晴らしかった。 演出はもちろん、台詞一つ場面一つのこだわり、何と言っても無駄なキャラクターが誰1人いなかった部分。 心の癒していく過程に出てくる言葉たちは全部が名台詞だったし、グッサグサに刺さったな… 心の病はいつどこで誰がなってもおかしくない、犯罪を犯したわけでもないのに隠れる必要はない、色んな台詞が出てきた中で、一番心に残ってる言葉。 主人公の看護師チョンダウンを通して自分を褒めること、他人より自分が大切だということ、生きる上で最も大切なものは何なのかを一緒に探して一緒に成長できる、そんな作品でした。 絶対に一度は共感して泣いてしまう言葉が出てくるはず。後半なんてずっと涙腺やられて涙が止まらなかった。 私たちが生きる地球に'朝'と'夜'があるように誰の人生にも'朝'と'夜'が存在する 「夜が明ける前が 一番暗いものだから、でも これだけは言えます。夜だけの日なんてない すぐに朝も来ます」この台詞が作品の全てを表してくれたと思う。 夜が過ぎると 必ず朝が来る、ずっと暗い夜にいることが出来ないように、どんな世界に住む人も 必ず朝が来るということを。 もしも自分に 試練が訪れたとしても 'いつか朝が来る'という希望を持つことがどれだけ大切なことなのかを。 眩しい太陽が、そんな朝が待ち遠しいと感じるくらい幸せでありたい、周りの人も幸せであって欲しい、そう感じた作品でした。
「レッスル!」放送 /KNTV
「馭鮫記(ぎょこうき)後編:月に愛を誓う」放送スタート /BS12トゥエルビ
「大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~」放送スタート /アジアドラマチックTV(アジドラ)
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COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(3件)
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gin
患者と心を通わせながら日々奮闘する精神科ナースの姿を描いた感動の物語です。医療の現場で繰り広げられる彼女の温かさと優しさには、見ているこちらも癒され、時に深く考えさせられます。辛いことや困難に立ち向かいながらも、明るい笑顔を忘れない主人公の姿が、日々の支えや励ましを与えてくれるはずです。人に寄り添うことの大切さを感じたい方にぴったりの一作です!
志賀内のぞ美
ストレス社会の現在を懸命に生きる人々。パニック障害に悩む人は少なくなく、病名も大分認知されてきました。本作は、精神疾患のない同僚や友人、家族になかなか理解してもらえない彼らの苦しみが、わかりやすくしっかりと描写されています。私も昔からパニック発作をよく起こしていた経験があり、共感度が高くて涙が出ました。精神病院にかかってしまえば、健常者からすれば「頭のおかしい人」というレッテルを張られ、治療では薬漬けにされるイメージがあるため、なかなか病院に相談できない人も多いはず。本作に登場する患者は、元は「まともな人間」ばかりで、優しい人や頑張る人が過度なパワハラなどによるストレス社会に押し潰されてしまった実情を描いています。そして、パク・ボヨン演じる主人公らのように、彼らを理解し優しく熱心に支えてくれる人々の存在はとても大きいです。本作により、各々の付き合い方や仕事のあり方などが見直され、この過酷なストレス社会の現状が少しでも和らいてくれたら嬉しいです。
MIUの韓ドラ部屋
精神病棟で働く看護師の物語。 演出は<今私たちの学校は>のイジェギュ監督! ヒューマン好きには最高の物語でした…😭 惜しかったのはタイトルだけ。 何故「今日もあなたに太陽を」という邦題をつけたのか… "朝が来る"という台詞が出てきたり、タイトルと内容が絡んでるからこそ 「精神病棟にも朝が来ます」の直訳が良かったとも思ったり。 精神疾患について知る機会が少ないのが現実だけど、この作品が全世界で配信された事実だけでも価値があるのではないか…と感じた。 患者一人一人にスポットライトを当てながら様々な社会問題を扱ってくれた事。 もちろん患者だけではなく、精神病棟で働く医師たちも主人公だったね。 経験した人しか分からない心の苦しさ、言葉では表せない感情をCGを使って視覚的に面白く見せてくれた。 見終わった後に作品のコメンタリーを見たんだけど、監督自身がパニック障害になったことがあるみたいで だからその気持ちが分かるし、この苦しさをどう表現するのかたくさん悩んだとのこと… 水を使ったり、クッションを使ったり、スライムを使ったり、色んな道具を使って今回の作品を演出したって言ってた。 その言葉の通り、とっても丁寧に作られてると感じた作品でした。 少しは精神疾患について理解できたかなと感じるくらい本当に素晴らしかった。 演出はもちろん、台詞一つ場面一つのこだわり、何と言っても無駄なキャラクターが誰1人いなかった部分。 心の癒していく過程に出てくる言葉たちは全部が名台詞だったし、グッサグサに刺さったな… 心の病はいつどこで誰がなってもおかしくない、犯罪を犯したわけでもないのに隠れる必要はない、色んな台詞が出てきた中で、一番心に残ってる言葉。 主人公の看護師チョンダウンを通して自分を褒めること、他人より自分が大切だということ、生きる上で最も大切なものは何なのかを一緒に探して一緒に成長できる、そんな作品でした。 絶対に一度は共感して泣いてしまう言葉が出てくるはず。後半なんてずっと涙腺やられて涙が止まらなかった。 私たちが生きる地球に'朝'と'夜'があるように誰の人生にも'朝'と'夜'が存在する 「夜が明ける前が 一番暗いものだから、でも これだけは言えます。夜だけの日なんてない すぐに朝も来ます」この台詞が作品の全てを表してくれたと思う。 夜が過ぎると 必ず朝が来る、ずっと暗い夜にいることが出来ないように、どんな世界に住む人も 必ず朝が来るということを。 もしも自分に 試練が訪れたとしても 'いつか朝が来る'という希望を持つことがどれだけ大切なことなのかを。 眩しい太陽が、そんな朝が待ち遠しいと感じるくらい幸せでありたい、周りの人も幸せであって欲しい、そう感じた作品でした。