衰退した家系に生まれた娘ソン・ドギム(イ・セヨン)は、幼少期から宮女として仕え、周囲から愛されていた。一方、朝鮮王朝の21代国王・英祖の孫のイ・サン(ジュノ)は、父の命を奪われて孤独に育ち、宮廷内で厳しく育てられていた。幼い頃、サンはドギムに救われ、心の中で彼女にほのかな想いを抱くが、再会の機会は訪れない。数年後、成長したドギムは、聡明で美しい宮女として宮中で目をかけられながらも、自分の生き方に悩んでいた。そして偶然、ドギムとサンは再会する。初めは互いに反発し合うものの、次第に心が通じ合い、惹かれ合うようになる。しかし、サンは国を治める立場として、権力争いと宮廷内の陰謀に巻き込まれ、ドギムとの恋愛には困難が待ち受けていた。
COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(2件)
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志賀内のぞ美
ジュノもイ・セヨンも好きな俳優だし、超話題作でもあったのでとても観たかった作品。美男美女でお似合いだし、演技の実力もある2人なので期待しかありませんでした。無料期間だけ利用したユネクのシステムに振り回されてなかなか観れませんでしたが、CS放送か何かでようやく視聴できました。韓国の時代劇でメガネが登場したり、橋の上で水面に映る描写があったり、珍しい演出が多いな~と思って見ていました。こういう新鮮なディテールも賞を総なめにした理由のひとつなんだろうなと思います。カン・フン演じるホン・ドンノが憎い。世孫(ジュノ)の幼なじみで信頼できる側近だと思ていたのに、裏切られるのは一番憎い。オ・デファン演じる護衛カン・テホが一番のお気に入りキャラになりました。忠誠心もあって信頼出来る護衛で、本作に笑える要素を加えてくれる必要不可欠な存在だと思います。
gin
韓国時代劇の中でも特に心に残る作品で、美しい映像と緻密なキャラクター描写が特徴です。王朝時代の背景を舞台に、愛と権力、そして運命に翻弄される人々のドラマが繊細に描かれています。主演の俳優たちは、それぞれのキャラクターに対して深い理解と感情を持ち、非常にリアルな演技を見せていますよ。ドラマを通じて歴史の深みと人間ドラマの両方を味わうことができるでしょう。