志賀内のぞ美
本作は大ヒットする理由が1話から早速わかる面白さ!財閥家の娘で美しいけど冷たい妻へイン(キム・ジウォン)と離婚したい弁護士の婿ヒョヌ(キム・スヒョン)。離婚を突きつけようとした矢先、妻の余命を知り思いとどまります。そこから始まる優しい夫ヒョヌとクールだけど病魔に不安を覚える妻へインの第2の恋愛物語と、財閥家にふりかかるトラブル、闇のある人物の目論みなど、目が離せないポイントが満載。登場人物やキャストも魅力的。へインの弟スチョル役クァク・ドンヨンも良かったです。お坊ちゃま育ちで何の取柄もないけど、実は息子への愛が温かいすごくいいパパで感動させられます。ヒョヌの故郷である村のシーンも魅力的。お人よし過ぎる父と男前な母をはじめ、個性的なヒョヌの家族も個性的で楽しい人たちです。そして、極めつけは『ヴィンチェンツォ』ことソン・ジュンギのカメオ出演。ドラマのキャラクターで登場するのもファンとしては嬉しいポイントですし、彼を紹介するセリフには、ジュンギがこれまで演じた役柄を盛り込んでおり、俳優自身のカリスマ性が覗えます。
yanyan
『愛の不時着』の脚本家の新ドラマということで期待値が高かったドラマ。正直、前半は面白いけどハマるほどでは…という感想。しかし、「期待外れだったかも…」という感情を一気に払拭するほど、7話あたりから急激に面白くなっていきます。 この作品の個人的MVPはパク・ソンフン。ヴィランがとっても似合う俳優だとは思っていたけれど、ここまで狂気をリアルに出せる俳優だとは思いませんでした。話が進むにつれ、焦りや孤独、どうしようもない負の感情を抱えていくウンソン。そんな彼の感情が、セリフがなくてもわかるのは、パク・ソンフンの名演あってこそ。目がバッキバキになっていくウンソン、本当に怖い。主役2人もとってもよかったけれど、脇を固めたベテラン俳優たちの魅力にハマってしまいました。 「ペク家とホン家、2つの家族をずっと見続けていたい」きっと涙の女王ロスになる人はそんな感情に包まれるはず。夫婦の愛を描いた作品ですが、さまざまな家族愛が描かれているので家族で観ても面白い作品だと思います。
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志賀内のぞ美
本作は大ヒットする理由が1話から早速わかる面白さ!財閥家の娘で美しいけど冷たい妻へイン(キム・ジウォン)と離婚したい弁護士の婿ヒョヌ(キム・スヒョン)。離婚を突きつけようとした矢先、妻の余命を知り思いとどまります。そこから始まる優しい夫ヒョヌとクールだけど病魔に不安を覚える妻へインの第2の恋愛物語と、財閥家にふりかかるトラブル、闇のある人物の目論みなど、目が離せないポイントが満載。登場人物やキャストも魅力的。へインの弟スチョル役クァク・ドンヨンも良かったです。お坊ちゃま育ちで何の取柄もないけど、実は息子への愛が温かいすごくいいパパで感動させられます。ヒョヌの故郷である村のシーンも魅力的。お人よし過ぎる父と男前な母をはじめ、個性的なヒョヌの家族も個性的で楽しい人たちです。そして、極めつけは『ヴィンチェンツォ』ことソン・ジュンギのカメオ出演。ドラマのキャラクターで登場するのもファンとしては嬉しいポイントですし、彼を紹介するセリフには、ジュンギがこれまで演じた役柄を盛り込んでおり、俳優自身のカリスマ性が覗えます。
yanyan
『愛の不時着』の脚本家の新ドラマということで期待値が高かったドラマ。正直、前半は面白いけどハマるほどでは…という感想。しかし、「期待外れだったかも…」という感情を一気に払拭するほど、7話あたりから急激に面白くなっていきます。 この作品の個人的MVPはパク・ソンフン。ヴィランがとっても似合う俳優だとは思っていたけれど、ここまで狂気をリアルに出せる俳優だとは思いませんでした。話が進むにつれ、焦りや孤独、どうしようもない負の感情を抱えていくウンソン。そんな彼の感情が、セリフがなくてもわかるのは、パク・ソンフンの名演あってこそ。目がバッキバキになっていくウンソン、本当に怖い。主役2人もとってもよかったけれど、脇を固めたベテラン俳優たちの魅力にハマってしまいました。 「ペク家とホン家、2つの家族をずっと見続けていたい」きっと涙の女王ロスになる人はそんな感情に包まれるはず。夫婦の愛を描いた作品ですが、さまざまな家族愛が描かれているので家族で観ても面白い作品だと思います。