Kboardライター このレビューはネタバレを含みます。

キム・ヨングァンが主演ということで見始めました。また某有名シリーズにも名前が似ているので、内容が気になり見始めたのですが、テンポよくみられる映画でした。キム・ヨングァン演じるスハンとイ・ソンビン演じるダヒのデコボココンビが非常にいい相性で、最後まで飽きることなく見ることができました。またスパイ映画ですが、コメディ要素も強くくすっと笑える場面も多かったですし、そもそもお互いが勘違いしたまま作戦を決行していくというストーリー展開も良かったです。

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イ・ソンビン演じる情熱溢れる研修中の新人諜報員ダヒとキム・ヨングァン演じる間抜けな探偵スハン、誤解から始まったユニークな正反対コンビによるケミが武器密売事件を解決する痛快アクションコメディ。動ける女優イ・ソンビンのかっこいいアクションはもちろんですが、キム・ヨングァンのコミカルな演技とアクションシーンとのギャップが最高。特にスパイ能力ゼロのスハンがミスをして自爆を連発しているのが滑稽で、ダヒは彼に振り回されながらもフォローして危機をだっしたり、お調子者のスハンだからこその笑える突破方法も見どころです。

イ・ソンビン演じる研修中のエリート新人秘密要員と、キム・ヨングァン演じるお金のためなら何でもする探偵。この信用できない危なっかしいバディが、ケンカやヘマを重ねながらもなんだかんだ任務を遂行させ、段々とプロらしくかっこよくなっていく展開が良かったです。イ・ソンビンはこういう戦うカッコイイ女の役が似合う。キム・ヨングァンが自ら毒(?)睡眠薬(?)でヒョロヒョロと気を失うシーンは力の抜けぐわいが上手すぎて思わず笑ってしまいました。