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殺人者のパラドックス
鑑賞済4.0主演陣の演技パーティーが凄かった！！！！！(これに尽きる) 可愛い顔して殺人鬼を演じたチェウシク、最高。渋いソンソック氏も最高。ハラボジに大変身したイヒジュンさんは一番衝撃。 演技を心から好きで楽しみながらやってるんだな…というのが伝わる演技派俳優たちのおかげで5倍は楽しめた作品でした。 最初にキャスティングされた時は、チェウシクが殺人鬼で合ってる？ソンソックじゃなくて？←これ一言目だった(笑) 意図せず殺人を犯してしまった大学生から始まってだんだんと悪に染まっていくチェウシクの演技、最高という言葉しか出てこなかったです。 眉毛は脱色してタバコ吸って前髪上げて治安悪めの殺人鬼チェウシク見れるとか最高すぎるから…… どんなジャンルでも自分のものにしてしまうチェウシク本当に天才すぎたし凄かった。 ソンソック氏の顔の使い方、今回も最高でしたよ？刑事役だったけどソンソックが演技する殺人鬼とか、サイコパス役も見てみたいと思ってしまった。いつかお願いします、待ってますので…(?) ほんっっっとに、チェウシクXソンソックをこうしてキャスティングした制作陣は天才だなと。殺人を正当化してしまったイタン(チェウシク)、殺人の答えがほしいソンチョン(イヒジュン)、そんな2人の殺人鬼を追うチャンナンガム(ソンソック)、正義の概念が違う3人による興味深いラストも見所です。 怖いの苦手〜とか思ってる人も一回は挑戦してみて欲しい。【次のエピソード】ボタンを押す手が止まりません🫵 -
殺し屋たちの店
鑑賞済3.0実はそこまで期待してなかったけど、めっちゃ面白かった！ 面白いってレポめっちゃ流れてきたからちょうど終わるタイミングで見始めたけど 大正解◎久しぶりに人間役のイドンウク見れるんだ！と思ってたらまさかの回想シーンだらけ(死神の再来？w) 設定上、意外と出番少ないというオチwwwやっぱりイドンウクは普通の人間役(とは)をそう簡単に見せてくれない← その代わりジアン役のキムヘジュンが出番が多め。両親が亡くなってからジアンにとって親のような存在だった叔父(イドンウク)が、自殺したと。←ここがスタート 叔父から受け継いだ危険な遺産と自らの命を守るために幼少期に叔父から色んな特訓を受けたのを思い出しながら生き残るため必死に戦い始めるジアン。 ちょっと見ようかな〜のテンションで見始めると次へボタンが止まらないwww スピード感あるストーリー展開に映画のような迫力あるアクションシーンまで。これがオリジナルドラマの完成度ではないか！ 全8話の中に必要なシーンだけギュッとまとめた編成。長さもちょうど良くて無駄もないし見やすかった。 見てると思わずチョンジンマン チョンジンマン チョンジンマン！と言いたくなる。いや、言いましたw(ちゃんと3回) アクション強めの考察ドラマだけどヒューマン要素もしっかり入ってます◎ シーズン2作ってくれないと消化できないのでどうかよろしくお願いします🙏 あ、個人的にソヒョヌさんの悪役が好きでした^ ^ -
ボラ！デボラ～恋にはいつでも本気～
鑑賞済4.0ENAだからか？視聴率は低めだったけど期待以上の大人ラブコメだったーーー😭 恋愛は戦略が必要だという恋愛コーチのデボラと、恋愛は真正性という出版企画者イスヒョクが主人公。 共感度高すぎる大人ラブコメでした。って言っても、これはただのラブコメではなく恋愛、失恋、結婚、人生との向き合い方、王道ラブコメのコミカルさや笑えるネタも沢山入ってます。でも軽すぎない、重すぎない、ちょうどいい。 ラブコメだけど、キュンキュンする恋愛で終わらない、視聴者が求めてる物語がギュッと詰まってた！ 序盤〜中盤まで少しテンポ感が気になったけど、中盤以降は面白くて止められなかった。 主人公2人が失恋を経験する部分からスタート。その痛みをどう乗り越えていくのかをめちゃくちゃ丁寧に描いてくれてた。 よくある韓ドラって、失恋してもすぐ次の恋が始まるから失恋の過程を丁寧に描いてくれる作品ってそう多くないと思うんだよね。 だからこそ面白かった！失恋から克服、自信を取り戻して新しい恋を探す過程を今まで見たことないくらい具体的に描いてくれたから。 台詞にも出てきたけど「傷ついている人は あなただけではない」このメッセージがとっても良かった。 とにかく恋愛コーチ デボラの分析力と説得力に共感が止まらずwww ボラはベストセラー作家もあるので言葉の選び方(脚本)もセンスあって良かった。 「この物語の結末がハッピーエンドになるのかサッドエンドになるのかは自分が決める！」ボラが恋愛エッセイ本を執筆しながら視聴者に伝えてくれたメッセージは数え切れない。 ハマり度は個人差あるかもしれませんが、ちなみに私は序盤で一回ストップしたけど後半面白かったというレポを沢山見かけ再開したところ、中盤からハマりだして一気見しました✌️ -
力の強い女 カン・ナムスン
鑑賞済3.0最終回10%超え！力の強い女、２つ目のシリーズ！！トボンスンはザ・ラブコメだったけど、カンナムスンでは麻薬犯罪組織の実態を探し出すヒーローアクション物語だった！ 久しぶりにヒーローもの見たけど、痛快で何度もスカッとできました〜！ お金が有り余って困ってるファングムジュと(笑)娘のカンナムスン、ハルモニのキルジュンガンまで。3人が正義に向かって戦う姿はヒーローそのもの！ 実は見始める前にあらすじチェックしてなかったので、トボンスンと同じ感じでラブコメ強めでくるのかな？って勝手に思ってたんだけど、ちゃんと作り込まれた捜査物語で普段悪役はしないピョンウソクの変身だったり、色んな面で楽しめたかな。 ただもう一歩どこかでパンチ欲しかった気もするけどカンイシク(カンヒシクw)とカンナムスン、2人の軽めラブが癒しだったから◎ 短髪オンソンウが意外と似合ってた件、イユミとの相性も良かった、癒しカップルでした笑(リュシオのピョンウソクもも好きでした) そしてそして、何と言ってもカメオ出演でしょ！！韓ドラ界隈が揺れたあのミンミンボンボンカップル！パクヒョンシクXパクボヨンのカメオで胸熱← あの頃トボンスンにどハマりしてたのが蘇ってきて、今回2人をもう一度見れたことに感謝、嬉しすぎた🥲 捜査ものだけど難しくないから疲れないし、コメディめちゃくちゃ入ってるファンタジーだから見やすいドラマだった！ -
コッソンビ熱愛史
鑑賞済3.0予想してたより面白くて何気に毎週楽しみにしてた作品！ タイトルの꽃선비(コッソンビ)ってイケメン士人って意味なんですよね。 主人公はイケメン3人×ヒロイン、しかも'コッソンビ熱愛史'ってタイトルだから、恋愛メインで三角関係とか出てくるのか？って最初は予想しますよね？(誰もがそう思ってた？) でもこれが全く違って、むしろ恋愛はサブって感じ。正直なところ、タイトル間違ってる？ってくらいです(え) だってこのドラマ…"秘密を抱える下宿生コッソンビの3人"が主人公なので← もちろんラブも強めですけど、それ以上にコッソンビ3人組がメインということ。(え、これタイトル問題？w) しかも、まさかの(?)メインカップルのラブラインにはあまり惹かれず（惹かれるどころか胸キュンもせず終了w） ですが、今回も見事にサブ病発揮して、サブカップルだったシヨルホンジュ推しに✌️ リョウン、カンフン、チョンゴンジュという未来が明るい若手俳優をコッソンビ3人組にキャスティングした制作陣に拍手👏このコッソンビ3人組がめっちゃ良かった！ 2番手だったチョンゴンジュと、シスターズに続き(?)今回もミステリーな人物を演じたカンフン。 助演だったけどこの2人もほぼ主人公と変わりないくらい分量あった(笑)もはや終盤はこの2人が主人公か？ってくらいメインに。2度目の時代劇だったカンフン…クットンの時は悪役でしたがあの強烈なイメージはもうどこ見ても見当たらない。今回の演技は前作と比べ物にならないくらい素晴らしくて！！回を重ねるごとに中心的な存在となってドラマを引っ張ってくれてた…！ カンフン(シヨル)の存在感が大きすぎたせいか、何ならこのサブカップルの隠されてた伏線が切なすぎてメインカップル見ても「ふーん…」ってなってしまったけど、やっぱりサブ病の私はメインにハマれませんでした（結論） もちろんコッソンビ3人とヒロインのティキタカも面白くて可愛かったし、楽しめた！ シンイェウンなんて、前作の強烈なヨンジナ…があったのに😂今回は真逆のキャラ演じてくれて可愛かった！主人公4人の全員が若手×演技派だったから色んな発見もあってこれからがもっと楽しみだな〜と思いました😌 -
力の強い女 ト・ボンスン
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今日もあなたに太陽を～精神科ナースのダイアリー～
鑑賞済5.0 精神病棟で働く看護師の物語。 演出は<今私たちの学校は>のイジェギュ監督！ ヒューマン好きには最高の物語でした…😭 惜しかったのはタイトルだけ。 何故「今日もあなたに太陽を」という邦題をつけたのか… "朝が来る"という台詞が出てきたり、タイトルと内容が絡んでるからこそ 「精神病棟にも朝が来ます」の直訳が良かったとも思ったり。 精神疾患について知る機会が少ないのが現実だけど、この作品が全世界で配信された事実だけでも価値があるのではないか…と感じた。 患者一人一人にスポットライトを当てながら様々な社会問題を扱ってくれた事。 もちろん患者だけではなく、精神病棟で働く医師たちも主人公だったね。 経験した人しか分からない心の苦しさ、言葉では表せない感情をCGを使って視覚的に面白く見せてくれた。 見終わった後に作品のコメンタリーを見たんだけど、監督自身がパニック障害になったことがあるみたいで だからその気持ちが分かるし、この苦しさをどう表現するのかたくさん悩んだとのこと… 水を使ったり、クッションを使ったり、スライムを使ったり、色んな道具を使って今回の作品を演出したって言ってた。 その言葉の通り、とっても丁寧に作られてると感じた作品でした。 少しは精神疾患について理解できたかなと感じるくらい本当に素晴らしかった。 演出はもちろん、台詞一つ場面一つのこだわり、何と言っても無駄なキャラクターが誰1人いなかった部分。 心の癒していく過程に出てくる言葉たちは全部が名台詞だったし、グッサグサに刺さったな… 心の病はいつどこで誰がなってもおかしくない、犯罪を犯したわけでもないのに隠れる必要はない、色んな台詞が出てきた中で、一番心に残ってる言葉。 主人公の看護師チョンダウンを通して自分を褒めること、他人より自分が大切だということ、生きる上で最も大切なものは何なのかを一緒に探して一緒に成長できる、そんな作品でした。 絶対に一度は共感して泣いてしまう言葉が出てくるはず。後半なんてずっと涙腺やられて涙が止まらなかった。 私たちが生きる地球に'朝'と'夜'があるように誰の人生にも'朝'と'夜'が存在する 「夜が明ける前が 一番暗いものだから、でも これだけは言えます。夜だけの日なんてない すぐに朝も来ます」この台詞が作品の全てを表してくれたと思う。 夜が過ぎると 必ず朝が来る、ずっと暗い夜にいることが出来ないように、どんな世界に住む人も 必ず朝が来るということを。 もしも自分に 試練が訪れたとしても 'いつか朝が来る'という希望を持つことがどれだけ大切なことなのかを。 眩しい太陽が、そんな朝が待ち遠しいと感じるくらい幸せでありたい、周りの人も幸せであって欲しい、そう感じた作品でした。 -
ドクタースランプ
鑑賞済4.0パクヒョンシク×パクシネ<相続者たち>以来、約10年ぶりの再共演…！！個人的に私がラブコメに求めてるものは全部入ってた気がする！！高校時代は全国1位を争うライバル同士だった2人が、人生の"スランプ"のタイミングで隣人として再会したことから始まる物語。人生の崖っぷちで再会する2人だけど、ドラマの雰囲気は全く暗くないし むしろ明るい。 それぞれの痛みなんて見えないくらい明るいけど、実は2人とも自分の痛みを隠してたんだよね。 そんな2人が一緒にトラウマを克服する過程を見ながら共感する人も多かったのでは？と感じた。辛いことを共有できる仲間や家族がいること、そしてずっと隣で信じてくれる人がいること。今日が幸せでも 明日には急に不幸になるかもしれない 。でもそれを恐れず前へ進み続ける2人の姿と、人生のスランプから抜け出し 立ち直る2人の姿は本当に素敵で 感動そのものでした。心に刺さるドラマとはこういうこと！！ -
財閥x刑事
鑑賞済3.0ユミセポのウンセイで盛り上がった2021年。そんな2人が再会するなんて、想像もしてなかったけど？…ラブなしって聞いて若干悲しかったオタクです。アンボヒョンのロマンス見たいんですけどおおお！！ マイネームを執筆した脚本家と、悪の心を読む者たち・悪鬼を共同演出した監督がタッグを組んだ作品！(これだけでも信頼度高め)韓国では視聴率10%超えしたヒット作になったとのこと。 それよりタイトルめっちゃ単純で笑ったよね。世間知らずの財閥御曹司が、いきなり刑事になる、財閥X刑事www 財閥あるある、金と権力でどんな犯人も捕まえてしまうwww アンボヒョンの前髪あげたチャラ男のビジュアルは最高でした。これアンボヒョンじゃなきゃ誰がやる？のキャラクター(笑) アンボヒョンしか消化できない役でした。寝起きで前髪下ろしてるビジュのほうが好きだったけど() サバサバ系女子に変身したパクジピョン。 今まではヒロインとのライバル役とかが多かったけど、まさかのサバサバ系女子がめっちゃくちゃ似合うという。初めての主演みたいだけど、とっても似合ってて良かった！！ 最初は若干…微妙なのか？って感じるかもしれないけど見続けたらいつの間にかハマってる系ドラマ(とはw)本当に、知らないうちにハマります。笑 事件を解決した後のスカッと感、痛快なストーリー展開！とっても見やすくてサクサク進みました🙌 とりあえずシーズン2制作が決定したので気になるなら今のうちに見るのが正解◎ -
遊んでくれる彼女
鑑賞済4.0 ヤクザの元ボスと恋に落ちる物語でこんなにも最高なラブコメを作れるなんて。感動しました……………(え) 子ども向けの動画配信"ミニお姉さん"で活動してたウナを見て恋に落ちる元ヤクザのボス、ソジファン。 ソジファンは、10年ほど前に裏社会から足を洗った人物で「乾いたシカ」の社長として正しく生きていた人物。…を演じたのがオムテグさん。 元ヤクザのボス←これがまた良いんですよ…本国でもかわいすぎると話題になったくらいで。 いや〜本当にかわいすぎた。このドラマ見ながら一生分のかわいいを言った気がする私。本当にかわいかった、かわいい(しか出てこない)こんなにもかわいいヤクザ(違)は現実にいません。 不器用で言葉も下手なジファンが命をかけてウナを守る姿に胸熱。(笑)たまに出てくる愛嬌ある姿まで、ギャップ萌え。かわいいという言葉がピッタリなオムテグさんでした。 言葉では伝わらないと思うので、この最高すぎるオムテグさんを色んな人に見て頂きたい。 2話くらい見ればオムテグさんの魅力にどっぷりハマってしまうはず。私はもう沼から抜け出せませんwww -
ソンジェ背負って走れ
鑑賞済5.0こんな神ドラマに出会える確率とは…2024年にこんなドラマが出てきたのは奇跡🥹放送前は期待すらされてなかった作品が、こうして大ブームになることは本当に珍しいこと…キムヘユンのキャスティングが決まった後、ピョンウソクに台本が行くまで3年もかかった作品…一応原作あるけど、内容自体は全く違うみたい。だから誰もラストを予想できなかったと😂 最初はアイドルとオタクの恋愛ドラマだと思ってめちゃくちゃ軽い気持ちで見始めたのに…2話まで見て神ドラマを確信。色んな俳優が断ったソンジェというキャラクター。トップスターアイドルのビジュアル、雰囲気、水泳、歌の実力まで必要な主人公ソンジェ役の台本、、ぐるぐる回ってピョンウソクにまで渡ったのは奇跡だと思う。ソンジェを完璧に作り上げてくれたピョンウソクに大感謝。でも正直このドラマ、キムヘユンなしでは完成しなかった。制作陣が"ヒロインは絶対にキムヘユン"にこだわってた理由、このドラマを見て分かるはず。このドラマにキムヘユンがいなかったら、あの演技がなかったら、あの愛おしいソルがなかったら、ここまで完成度高い作品にならなかったはず。ちなみにテソンってキャラクターは原作にない人物で、ドラマにだけ登場した人物なのみんな知ってた？切なさもありつつ裏でヒロイン助ける2番手、これ最高すぎてサブ病の私は耐えられなかった、すき。ECLIPSEというバンドグループもソナギから始まり収録曲とかコンセプトまで、アイドルオタクを刺激する最高の素材でしかないwww女神降臨を執筆した作家さんでしたが、さすが胸キュンポイントをよく分かってらっしゃる(笑)タイムスリップというファンタジーを使って、ここまで面白く物語を作れるということに衝撃走った。自分の推しを救うために過去に戻ってみると、実は推しの初恋相手が自分だったという神設定。オタクにとっては夢のようなドラマ。でも結果的にこのドラマには、アイドル×オタクの恋愛を超えた物語が隠れてた…ただの成功したオタクのドラマじゃなかった。過去を変えると未来も変わるということを知ったヒロインが、自分の推しを救うために、大好きな人の幸せを守るために犠牲になる姿を見て涙腺崩壊。お互いを救うことで2人の運命を変えていく…ソンジェとソルは"愛"という言葉では足りないから。こんな幸せな最終回ある？ってくらい完璧なラブコメのハッピーエンドを見せてくれて(嗚咽)もしこれがネトフリで配信されてたら、2521？社内お見合い？ウヨンウ？それくらい盛り上がってただろうな！！ -
サムダルリへようこそ
鑑賞済5.0最近は短めドラマが多かったりWEB漫画が原作のドラマも多い中、オリジナルで16話ぎっしりと内容がある作品を作れることって少なくなってきたな…と感じたり。 人間味のあるキャラ設定からチェジュに住む人々。サムダルリは現実にも本当にありそうな物語でした。 いくら記憶をたどって考えてみても残念な部分が一つも見つからないサムダルリ、本当にそれくらいキャストも内容にも無駄がなくて。 作品が伝えたいメッセージとは何なのか、主人公だけでなく全キャラクターに隠された背景が少しずつ明かされていく過程で何度も泣いてしまった。 チェジュに住む親世代の過去からそこで育った幼馴染5人の関係性、家族の物語。これでもかってくらい具体的に解いてくれて、お腹いっぱい。 特にサムダルとヨンピルの家族関係は涙そのもの。どちらの家族にも感情移入してしまってオンマエピはもちろん号泣でした。 ヨンピルサムダルも心から応援したよね。サムダルリの人たちが一生懸命生きる姿には何度も胸熱になりました。名台詞たくさんあったし、胸キュン台詞も最高でした。 済州の人々たちは故郷に戻ってくることを "失敗"と言っていたけど でも、その失敗の中を覗いてみると 人生を再出発する主人公たちの姿があって。 そこには、いつしか失った自分を見つけ、本来あるべき姿を取り戻す人たちがたくさんいた この作品を一言でまとめてくれた名台詞があった "帰る場所があることで 私たちは安心できる" 自分を失った時、帰る場所があることが どれだけ幸せなのかを それが家でも、故郷でも、家族でも、友達でも、そんな存在があるだけで人は安心できるんだと。 素敵な世界を見せてくれたサムダルリ。 "あたたかい"という言葉が本当に似合う作品でした。 "今日も欲を出さずに、自分の息の分だけ耐えよう" この台詞に尽きる。新しい人生ドラマに出会えたことに感謝。
