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台湾アカデミー賞5冠、ダークホラーミステリー『返校 言葉が消えた日』が7月30日より公開!

公開日 2021/07/13 17:23

変更日 2024/06/20 20:01

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台湾の黒歴史を描いた人気ゲームを元に実写映画化して大ヒット!第56回金馬奨(台湾のアカデミー賞)で最優秀新人監督賞など5部門を受賞したダークミステリー『返校 言葉が消えた日』をご紹介します。

このところ台湾といえばタピオカドリンクのブームやデジタル担当の官僚オードリー・タン氏の活躍などでグルメや最先端のイメージですが、約40年もの間、戒厳令が敷かれていた過去があるのです。

本作は2017年に発売された台湾の同名大ヒットホラーゲームをベースに、国民党政権下の白色テロ時代を題材に描いたダークミステリー。「返校」とは夏休みの登校日、原題の英語サブタイトル「Detention」は拘留を意味します。

1962年、台湾では中国国民党による独裁政権のもと、市民に相互監視と密告が強制されていた。

ある日、翠華高校の女子生徒ファン・レイシンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、周囲から人の気配が消えていた。

誰もいない校内をさまよう彼女は、政府によって禁じられた本を読む読書会メンバーで、密かにレイシンを慕う男子生徒ウェイ・ジョンティンに遭遇。

一緒に学校からの脱出を図るが、どうしても外に出ることができない。

やがて2人は、学校で起きた政府による迫害事件と、その原因をつくった密告者の悲しい真相にたどり着く。

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