公開日 2025/02/20 20:00
変更日 2025/02/21 16:21
SEOUL, SOUTH KOREA - NOVEMBER 28: Celine brand ambassador, actor Park Bo-Gum poses for a photocall for CELINE flagship store opening on November 28, 2024 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
『ソンジェ背負って走れ』、『涙の女王』など続々ヒット作を誕生させ、“ドラマ王国”っぷりを見せつけているケーブルテレビ局tvN。本記事では、W杯ランキングサイトで、韓国視聴者が実際に投票した順位をもとに、《韓国ドラマ》韓国人が選ぶ「歴代最高のtvNドラマ」TOP10をご紹介! 果たして1位に輝いたのはー?
過去に不慮の事故に遭い、人生の希望を失ったイム・ソル(キム・へユン)。偶然つながったラジオでバンド「ECLIPSE」のボーカル、リュ・ソンジェ(ピョン・ウソク)の言葉に救われ、ソルは彼の熱狂的なファンになる。
2022年最後の日、コンサートで輝くソンジェを見るも、数時間後突然の彼の訃報に世間は騒然。悲しむソルは、運命に導かれるようにソンジェが生きている2008年にタイムスリップしていて…。
1位に輝いたのは、なんと2024年上半期、シンドロームを巻き起こしたヒット作『ソンジェ背負って走れ』。
本作は、ある日突然生涯を終えてしまった有名アーティストの男性と、彼を愛してやまない大ファンの女性が彼を生かすためにタイムスリップし、“推し”のために奔走するファンタジーロマンスです。
「推しとの恋」というキラキラしたラブコメと思いきや、1話冒頭のキム・へユンの涙の演技で一気に引き込まれてしまったオタクがここにいます(笑)。予測不可能かつ何層にも重なった奥深いストーリーに、笑って泣いてキュンとして、あっという間に沼ハマりしてしまうはず…!
「今年最高の人生作。キム・ヘユン演技の吸収力が最高だ」「私たちが探していたまさにその青春ロマンス物」とドラマオタクたちを夢中にさせ、視聴率は5.8%に留まるも、本国では「月曜病治療剤」という愛称を得るほどの爆発的人気を得た一作です。
ソンジェ背負って走れ|K-boardでユーザーレビューを読む
【2024年~2025年】話題のドラマ出演俳優人気ランキング
ソンジェ背負って走れ|U-NEXT(ユーネクスト)31日間無料トライアル
高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる“トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことができるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。
そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。
一方、シンの家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出したせいで、シンと死神の男二人の奇妙な同居生活がスタート。そこへ親戚から厄介者扱いされていたウンタクが押しかけてきて賑やかになるシンの家。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、“不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始める。
2位にランクインしたのは、今なお世界中の韓ドラ沼民に愛されるファンタジーの名作『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』。
韓国一の脚本家キム・ウンスク特有の、女心をくすぐる台詞や涙を誘う切ないラブストーリーはもちろん、シンと同居生活を送ることになる”死神”との笑いを誘うブロマンスも見どころ。何度も観ているのに、観るたびに世界観にどっぷりハマってしまうこと間違いなし!
ドラマは『トッケビ』以前、以降に分けられると言われるほど、圧巻の映像美や韓国ドラマ史に残る名OSTなど、韓国で圧倒的支持を集め、日本でも韓ドラファンに愛され続ける一作です。
トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜|K-boardでユーザーレビューを読む
トッケビ~君がくれた愛しい日々~(字幕版)を観る | Prime Video
ソウル市内の居酒屋に集まった30代の男女。懐かしい顔ぶれとの再会に、テーブルを囲む彼らには笑顔があふれる。今宵、この場で結婚を発表する2人とはいったい誰なのか…? その真相を解き明かすように、物語は彼らが高校生だった1997年の釜山にさかのぼる。
18歳のソン・シウォン(チョン・ウンジ)はH.O.Tのトニー・アンの大ファンで、勉強そっちのけで毎日トニーのことばかり考えていた。一方、幼少時に亡くした両親の親友であるシウォンの父母の世話になりながら、兄のテウン(ソン・ジョンホ)に育てられてきたユンジェ(ソ・イングク)は、成績は常にトップで運動神経も良く、非のうちどころのない“完璧”な男子。生まれた時からいつも一緒のシウォンとはケンカばかりしているが、いつの頃からか“ただの幼なじみ”だった彼女に恋心を抱くようになっていた…。
3位にランクインしたのは、韓国でも熱狂的ファンが多く、名作の声が非常に多い『応答せよ』シリーズ。ソ・イングク、パク・ボゴム、ユ・ヨンソクなど数々のスターたちを生み出したスターの登竜門としても有名なシリーズです。
本作のときめきポイントといえば、やはり幼馴染特有の恋の甘酸っぱさとリアル感。ヒロインの“夫探し”という面白さと、現代と過去を自在に行き来し、伏線が張り巡らされた緻密な脚本に、どっぷりハマってしまいます。恋愛だけでなく家族愛や友情など心がじわ〜っと暖かくなるヒューマン要素も強いのも見どころです。
全シーズン名作なので、「全制覇したい!」という方は1997→1994→1988の制作順に見るのがおすすめです。
恋のスケッチ~応答せよ1988~|K-boardでユーザーレビューを読む
どれが楽しみ?2025年Netflix配信予定作品に出演する韓国俳優人気ランキング
応答せよ1997 全16話|Lemino
応答せよ1994 全21話|Lemino
恋のスケッチ~応答せよ1988|Netflix
恋のスケッチ~応答せよ1988~を観る | Prime Video
恋のスケッチ ~応答せよ1988|Hulu
明るい未来を夢見ることが難しい時代。必死で夢を追いかける若きフェンシング選手は、どん底からはいあがり、人生を立て直そうと懸命に働く青年と出会う。
4位にランクインしたのは、青春ドラマ『二十五、二十一』。
現在の姿をチラ見せし、過去を振り返ることでさまざまな真実が明らかになっていくという、tvNの名作『応答せよ』シリーズを彷彿とさせる本作。日本でも毎週放送日直後は、SNSを中心に日韓で「考察班」が巧みな推理を繰り広げ、大きな盛り上がりを見せました。
明るく天真爛漫なヒド(キム・テリ)と、大人の余裕で包み込むようなイジン(ナム・ジュヒョク)の微笑ましくも切ない愛と、 青春の尊さと儚さに、後半は涙が止まらないはず…! レトロな世界観と「青春の尊さ」を語るメッセージ性ある脚本、「演出変態」とも呼ばれたこだわり抜かれた演出と俳優たちの熱演で、幅広い世代の視聴者の心を掴んだtvNの名作青春ドラマです。