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次世代スターは誰!?百想芸術大賞新人演技賞ノミネートの5人の歩み

公開日 2022/04/26 12:00

変更日 2024/06/20 13:52

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韓国の“ゴールデングローブ賞”とも呼ばれる百想芸術大賞。その中でも一度しかノミネートされない特別な賞が新人演技賞です。本記事ではそんな新人賞(TV部門)にノミネートされた男性俳優5人のこれまでの歩みを紹介。栄冠を手にするのは誰!?予想しながらご覧ください!

まだ名前の知られていない俳優から新人にして有名な俳優まで、様々な個性を持つ俳優5人が今年も新人賞(TV部門)にノミネートされました。百想芸術大賞は韓国で放送された作品だけでなく、Netflix(ネットフリック)やAmazonPrimeなど、有料配信サービスでしか配信されていない作品まで幅広く審査対象となるため、映像芸術作品に携わる全ての人にとって意味深い賞であると言われています。そんな中でも注目なのが各部門において一生に一度しかノミネートされることのない、俳優にとっての登竜門とも呼ばれる新人賞。5/6の授賞式でその結果が発表されます。そんな新人賞(TV部門)のノミネート俳優5人がこれまでどんな道をたどってきかのか、ノミネート作ではどんな役柄を演じたのかを紹介します!

① タン・ジュンサン

百想芸術大賞新人演技賞ノミネート、一人目はタン・ジュンサン。

タン・ジュンサンプロフィール

名 前: タン・ジュンサン (Tang Jun Sang)
生年月日:2003年8月13日
年齢:18歳(2022年4月現在)
デビュー: 2007年ミュージカル『ビリー・エリオット』
学 歴: 高揚芸術高等学校在校

『愛の不時着』にてリ・ジョンヒョク率いる第5中隊の末っ子兵士クム・ウンドン役を演じ、世間に顔が広く知られるようになったタン・ジュンサン。ウンドンの純粋でミーハーな役どころがドラマファンを喜ばせ、人気を得ました。
祖母の勧めで演技の道へと足を踏み入れたタン・ジュンサン。彼のデビューはドラマではなく、5歳の時子役オーディションに合格して出演した2007年『ビリー・エリオット』でした。その後も続けて有名作『ラ・ミゼラブル』や『エリザベート』へ出演。舞台俳優としての経験を重ねていきます。ドラマデビューは2014年の『プルート秘密決死隊』。2016年には映画デビューし、その後何作がドラマに出演したのち、2019年『愛の不時着』へ出演しました。2020年『Move To Heaven:私は遺品整理師です』で初主演を務め、アスペルガー症候群を抱える難役を熱演。何分にも及ぶ長尺のセリフをノーカットノーNGで演じ切り、現場スタッフを驚かせたという話もあります。

今回ノミネートされたのは、2021年主演を務めた『ラケット少年団』。本作は日本でもNetflix(ネットフリック)にて同日配信され、未だファンの多い作品として愛されています。この中でタン・ジュンサンは才能あるバトミントン部のエース、ユン・へガン役を演じました。一度野球に転向するも、仲間たちのエールと友情、バトミントンへの愛から再び復帰し、チームを率いるメンバーとして活躍します。涙に崩れる演技や仲間と無邪気にはしゃぐ演技まで、自然ながらもアツい、表情豊かな演技に多くの視聴者が涙し感動を得ました。
既に芸能界デビュー10年の俳優ですが、テレビやドラマではまだまだ新人のタン・ジュンサン。高校生にして新人とは思えない安定した演技力を誇る彼が今後どんな役を演じるのか、期待が膨らみます。

② チェ・ヒョヌク

百想芸術大賞新人演技賞ノミネート、二人目はチェ・ヒョヌク。

チェ・ヒョヌクプロフィール

名 前:チェ・ヒョヌク
生年月日:2002年1月30日
年齢:20歳(2022年4月現在)
デビュー: 2019年WEBドラマ『リアル:タイム:ラブ』
学 歴: 翰林演芸芸術高等学校

チェ・ヒョヌクの夢はプロ野球選手でしたが、負傷により断念、約10年にわたって打ち込んできた野球選手生活を辞め俳優に転向しました。漫画のような綺麗な顔立ちから2019年WEBドラマ『リアル:タイム:ラブ』でいきなり主演俳優としてデビュー。再生数が多かったことからシリーズ化され、シーズン1~4まで全てに出演しました。続けてWEBドラマ『マンチッ男女』へ出演、固定のファンを獲得し、彼を一躍有名にしたのが2021年の大ヒット作『模範タクシー』への出演でした。彼にとって初の地上波作品であり、かつ演じた学内暴力加害者役の演技が見事で業界からも注目を浴び始めます。その後先に紹介したタン・ジュンサンが主演を務める『ラケット少年団』にも出演。ヒップホップを愛する、明るく仲間想いな部員を演じ、視聴者から愛されました。

今回ノミネートされたのは『二十五、二十一』でのムン・ジウン役。本作は作品自体も作品賞にノミネートされ、主演を務めたキム・テリも、最優秀演技賞にノミネートされている名作です。Netflix(ネットフリックス)にて世界同日(または翌日)配信があったにも関わらず視聴率は10%を突破し、久々に韓国にラブコメ熱を再燃させた作品でもあります。この中でチェ・ヒョヌクは5人組友人グループの一人であり、コ・ユリムへ一途に恋する男子高校生を演じました。コメディ担当のお気楽なキャラクターかと思えば、仲間が壁にぶつかったとき、一緒に涙し慰めてくれる、真逆の魅力を発揮した演技が視聴者の心を捕え、彼のSNSのフォロワーが何十倍にも急増。日本でも“2521ロス”がいまだ叫ばれており、彼のフィルモグラフィに欠かせない作品で新人賞ノミネートとなりました。

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ERRY

気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。