COLUMN コラム

有名俳優が本人役で登場の『エージェントなお仕事』レビューと主演イ・ソジン取材裏話!(ネタバレあり)

公開日 2022/12/18 20:30

変更日 2024/06/20 20:03

#

ご本家のフランス版より韓国ドラマ好きなら10倍楽しめる『エージェントなお仕事』(Netflix シリーズ)。実在の俳優が本人役でゲスト出演、笑いとグッとくる心のツボを押されまくりです。

個人的にフランスのご本家版『エージェント物語』(Netflix シリーズ)が大好きだったので、韓国リメイクに小躍りしました。基本的な路線は同じですが、韓国版のほうがコメディ色が強く、ドラマや映画でお馴染みの俳優がゲストで、しかも本人役で登場するのでワクワク感が増し増しです。

第一話のゲストは、あの映画『パラサイト 半地下の家族』(19)の豪邸の奥様役チョ・ヨジョン。現在41歳のヨジョンがクエンティン・タランティーノ監督から映画出演のオファーをもらうものの、年齢がネックになって見送られてしまうというストーリーです。実はタランティーノ監督は『パラサイト』を観てヨジョンに惚れ込んだと言われており、リアルとフィクションを交えたドラマ展開になっています。

ちなみにフランス版の1話も40代の女優がタランティーノ監督から年齢を理由に出演を断られるという全く同じストーリーなのですが、監督のエピソードがあるだけにヨジョンが演じるほうがググッと現実味がありました。

第2話のゲストは映画『エクストリーム・ジョブ』(19)で麻薬捜査官マ刑事に扮したチン・ソンギュ。極秘捜査より偽装営業をしながら張り込みするチキン屋で腕を振るうことになる刑事役は爆笑の嵐でした。

そんな彼が元同じ劇団出身のライバルと他界した事務所代表の互いへの寵愛度と新たな仕事を巡ってバトルを繰り広げるストーリーで、俳優の複雑なプライドや葛藤を熱くリアルに演じています。

映画『犯罪都市』(17)の演技で青龍映画賞で最優秀助演男優賞を受賞したソンギュ。「『犯罪都市』の前に鼻を整形すればよかった」とその特徴的な鼻への小ネタが効いた台詞にクスッときました。

Netflix ゴシップ セレブ

この記事を気に入ったらシェア!

この記事について報告する

  • 韓国大好き連載コーナー
  • vote
  • 中国ドラマ特集
  • K-POPニュース

WRITER INFOライター情報

ライターK

韓国情報を発信していきます★