母親と殺し屋、ふたつの顔を持つ斬新なヒロイン『キル・ボクスン』が爆誕！

◇素顔のチョン・ドヨンは超美肌！

チョン・ドヨンをインタビューしたのは映画『ユア・マイ・サンシャイン』（07）のPRで初来日したときでした。

ちなみにこの作品は『キル・ボクスン』を観る前に予習しておくと、2倍感慨深くなるお薦め作で、エイズに冒されたヒロインと彼女を真摯に愛し抜く純朴な男の純愛を描く感涙作です。

この男を演じたのがファン・ジョンミン。
『キル・ボクスン』ではのっけから全身、入れ墨にブリーフ姿でボクスンと一騎打ちする在日韓国人ヤクザ役で、なんとなんと『ユア・マイ・サンシャイン』以来、16年ぶりに共演。

わざわざジョンミンをこんな真逆の役で登場させたのは監督の遊び心⁈でしょうか。
もう爆笑でした！

まず、ドヨンの第一印象は映像より意外にも小柄でした。韓国女優は170センチ超え高身長の人も多いなかで、彼女は165センチで体型も華奢。

加えて目立ったのは肌の美しさ。当時34歳でしたが、これまで取材した韓国女優の中でも群を抜く美肌。きめ細やかで絹ごし豆腐のよう。皮膚が薄いタイプの美肌だと乾燥肌になりがちですが、そこは美容の成果なのかツルツル。とりわけオデコが美しかったのが記憶に残っています。

メイクは本当にナチュラル。高度なテクでナチュラルに見せるのではなく、あっさり仕上げていていて眉も自然な感じで童顔に似合っていました。

インタビュー中、質問のひとつひとつに丁寧に答えるあまり、途中で時間切れになったのですが、
「話が長くて本当にごめんなさい」とものすごく申し訳なそうに謝られ、すでに人気女優だったにも関わらずその誠実さが心に残りました。

当時から16年後、『イルタ・スキャンダル』では歳下イケメン塾講師と恋愛する役を演じたドヨンですが、アラフィフでもその美肌は健在。さすがに年相応のシワはありますが、変わらずナチュラルなメイクでいられる肌管理は凄い！その秘訣をぜひ聞きたいものです。

作品情報
Netflix映画『キル・ボクスン』独占配信中
2023年韓国
監督：ピョン・ソンヒョン
出演：チョン・ドヨン、ソル・ギョング、ク・ギョファン、キム・シア ほか