公開日 2021/07/04 21:00
変更日 2024/06/20 21:03
SEOUL, SOUTH KOREA - JULY 13: Actress Jin Se-Yeon attends the premiere for 'Operation Chromite' on July 13, 2016 in Seoul, South Korea. The film will open on July 27, in South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
監獄の使用人として育った賢く真っすぐな少女が、母の死の真相を追い、愛と人生を取り戻す歴史超大作『オクニョ 運命の女(ひと)』。今回は、本作のあらすじやキャスト、視聴方法などをまとまてご紹介します!
『オクニョ 運命の女(ひと)』
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出典元:公式サイト
ある日、典獄署(チョノクソ)の役人が、刺客に追われて怪我をした身重の女性を助けますが、女性は女児を出産してそのまま息を引き取ります。
女児はオクニョと名付けられ、監獄で育てられることに。
15年の月日が流れ、活発な少女へと成長したオクニョは、典獄署で働き、囚人たちから様々な知識を学び、驚異的な速さで身に着けていきます。
ある日、オクニョは偶然、自分の母が囚人ではないことを知るのです。
彼女は、養父であるチョンドクを問い詰めますが、名前も知らないと言われてしまいます。
養父から母の形見の指輪を受け取ったオクニョは、母の死の真相を知りたいと思いを募らせます。
5年後。成長したオクニョは、母の死の真相を探るため、捕盗庁(ポドチョン・犯罪を取り締まる官庁)の茶母(タモ・下働きの女性)の試験を受けることに。
一方、元囚人テウォンは、商団長にナンジョン(ウォニョンの側室)の商団に、真っ向から挑むべきだと訴えます。
そんな折、明との交易を勝ち取る絶好のチャンスが到来。
明の使節団は、文定大妃(ムンジョンテビ)の一派に敵意を持ち、即位後すぐに亡くなった先代王は毒殺されたのではないかと調査するのです。
暗殺を遂行しようと、オクニョたちが使節団の宿営地を襲撃。
パク・テスの死の責任を負わされ、捕まってしまったオクニョ。
暗殺を命じたのは、大妃の弟ウォニョンでした。
大妃に真相が伝わることを恐れたウォニョンは、口封じのため、オクニョを殺そうとします。
いつ誰が自分の命を狙っているのか分からないオクニョは、見えない敵との終わりのない戦いに、次第に追い詰められていきます。
寄り添うテウォンは、迷った挙句、オクニョを救うためにある行動に出ることに。
絶対的な権力を持つ文定大妃に、事件の真相を説明したオクニョ。
大妃は、自分の命に背いたウォニョンの官職を剥奪し、捕らえるよう命じました。
この年の凶作の影響で、典獄署への米の支給が断たれることに。
オクニョは米を手に入れるため、策を巡らせます。
一方で、民衆が飢えているのにもかかわらず、豪勢な祝宴を開くナンジョン。
囚人たちを飢餓から救うために画策するオクニョは、ナンジョンから金を騙し取ろうと企てます。
オクニョは署長に、囚人たちが典獄署の外で働くことを提案するのです。
ある時、護衛を遠ざけた明宗がオクニョと話していたところ、オクニョを狙うナンジョンの手下たちが襲い掛かります。
娘の縁談が破断にされた原因がオクニョにあると睨み、ナンジョンは、オクニョを重罪人に仕立て上げて追放しようと企んだのです。
オクニョの母と親しかったハン尚宮が訪ねてきて、全てを話すようにと促し、オクニョはナンジョンの企みについて告白。
また、ハン尚宮もオクニョの母について、色々と話してくれました。そして養父に、指輪の他に髪飾りも遺していたと聞かされます。
オクニョは、母が東宮殿の女官で、当時一緒に仕えていた女官全員が謎の死を遂げていることを知ります。
母に刺客を差し向けたのがテウォンの父・ウォニョンだと分かった彼女は、テウォンを避けるように。
オクニョの養父チョンドクが、殺人の濡れ衣を着せられたと知り、オクニョは真犯人を探します。
そして、養父の無実を証明するため、罪人の弁護を行う外知部(ウェジブ)になることを決意。
オクニョの活躍で、改めて被害者の検視が命じられました。
それを見ていたテウォンは、弁護人の育成に力を入れようと心に決めるのでした。
ナンジョンが仕向けた刺客によって、意識不明の重体になってしまったオクニョ。
実は、オクニョが王女であることを知る護衛官が、オクニョの母が身ごもり、殺されたいきさつを語ります。
回復したオクニョは、国王に会うために宮殿に。
そこで、密使として会っていた男が明宗本人だったことを知り、驚きます。
一方、明宗に譲位を宣言された大妃は、ショックで亡くなってしまいます。
後ろ盾を失くしたウォニョンとナンジョンはすぐに逃げ出しますが、密告により逮捕。
兄妹として王に謁見したオクニョ。明宗も笑顔で迎えます。
弁護士になって罪人の立場を守る仕事がしたいというオクニョの選択を尊重する兄。
オクニョは王女としてではなく、弁護士として、再出発するのでした。