COLUMN コラム

魅力的なアクションを楽しもう!おすすめ韓国映画作品19選

公開日 2022/05/18 22:00

変更日 2024/06/20 12:09

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韓国のアクション映画と言えば、ド派手で見ごたえ抜群のシーンが魅力。作品によって格闘、銃、戦闘機など多彩なアクションを楽しめます。今回は、韓国映画作品のなかから、特におすすめしたいアクション映画の名作を紹介していきましょう。【2023/04/15 更新】

ずば抜けた才能を持つハ・ユンジュは、韓国警察特殊犯罪課の監視班へ配属される。
班長のファンたちを始め、精鋭たちとともにハ・ユンジュは犯罪組織の調査を開始。
しかし犯罪組織のリーダー・ジェームズは天才的な頭脳を駆使して、ハ・ユンジュたちの手から逃れてしまう。
証拠を掴んで徐々に相手を追い詰めるはずだったが、もう少しというところでメンバーのなかからから犠牲者出てしまう事態に…。

2PMのジュノが出演したことでも話題になった本作。上映時間は119分です。
特に注目して欲しいのは、若年性アルツハイマーを題材にしたイ・ジェハン監督作品、2004年公開の映画「「私の頭の中の消しゴム」で有名なチョン・ウソンのアクションシーン。
周囲に悟られないように素早い動きで相手の命を奪う場面は、思わず息をのんでしまいます。圧倒的な強さと頭脳を持つジェームズを、ユンジュたちは追い詰めることができるのでしょうか。

14:スパイな奴ら

キムは北朝鮮の工作員で、韓国への潜伏を命じられる。
その後、新たな命令もなく、資金も底をついてカツカツの生活を送っていた。
そんなある日、キムは他の仲間たちとともに集められ、暗殺命令を受ける。
しかしキムには守るべき家族ができていて、最近はかつての情熱も失っていた。
仲間たちもそれぞれ理由があり、与えられた依頼に前向きになれないようで…。

アクションあり、笑いありとフラットに楽しめる映画を求めている人におすすめ。上映時間は115分です。
コメディ要素が多いものの、スパイ映画らしいシリアスな場面もあり、退屈させない点も魅力。
終盤のカーアクションから銃撃戦、そして対人格闘の流れなど見せ場が多く、アクションの魅力がギュッと詰まった楽しい作品の1つ。

15:西武前線1953

舞台は朝鮮戦争が行われた1953年。韓国軍のナムボクは、機密文書を届けるために移動していたが、道中で紛失してしまう。
その文書を拾ったのは、なんと北朝鮮軍の新兵・ヨングァンだった。敵同士の彼らは、機密文書を奪い合うが…。

歴史を題材にした本作。戦争の真っただ中で出会ったふたりは、当初はいがみ合うものの一緒に過ごしていくうちに関係が変化していきます。年齢は違うけれど、心は同じ。そんな切ないメッセージを感じる作品。最後は涙なしに見られない感動作です。
本編では戦車でのアクションシーンが印象的で、新兵でまだ若いヨングァンは勝手がわからないまま攻撃を行うので、予測不可能な展開が楽しめました。
テーマ的にシリアスなシーンがあるものの暗い雰囲気に偏らず、笑える要素があるのでフラットな気持ちで人間ドラマを楽しめる作品です。上映時間は112分です。

16:ディヴァイン・フューリー/使者

総合格闘技の世界チャンピオンとして君臨するヨンフは、子供の頃に父を亡くした悲しみを抱えながら生きている。
そんなある日、手のひらに原因不明の傷を現れる。調べていくうちに、その傷には特別な力に目覚める証明と知る。
そして神父のアンと共に、闇に蠢く悪魔たちと見つけ出し、対峙していくが…。

悪魔との戦いを描いた作品。大まかなあらすじとしては、ヨンフが浄化する能力を駆使しながら、立ち向かっていきます。神父のアンとヨンフは、血の繋がりはないのに、父親と子どものような関係を築いていきます。親子愛にも似た慈しみや教えを受けたヨンフ。トラウマを抱えたからは、どのように変化していくのでしょうか。
浄化の能力に頼るだけでなく、格闘技の技も使いこなしながら立ち向かっていくアクションシーンやストーリー展開は見ごたえ抜群。
異なる性質を持った悪魔たちをどのように倒していくか、そのカメラワークも注目してください。上映時間は129分です。

17:パイレーツ: 失われた王家の秘宝

舞台は朝鮮王朝時代。義賊として活動していたウ・ムチ一行は、盗賊とし勘違いされて海を漂っていた。
暮らしていたところを離れて、水も食料も尽きた彼らを助けたのは、海賊のヘラン一行だった。しかしウ・ムチの態度は反抗的で、たびたび衝突してばかりで…。

海賊の船長を演じたハン・ヒョジュといえば、上野樹里が出演して話題になった2015年公開の映画「ビューティー・インサイド」で美しくも繊細な女性を演じた女優です。彼女は今作で頼りがいのある役柄を演じており、そのギャップが最高!
また、財宝を巡って繰り広げられる戦いも見どころ。カン・ハヌル演じるウ・ムチの軽快なアクションから目が離せません。無鉄砲過ぎるキャラクター性も不思議と嫌いになれません。
衝突してばかりのふたりですが、段々と仲良しになっていく展開に注目!
キム・ナムギル、ソン・イェジン主演、2014年公開の映画「パイレーツ」の続編に位置しますが、前作と繋がりがないのでこの作品から観るのもおすすめ。恋愛映画としても面白いです。 上映時間は125分です。

18: FLU 運命の36時間

変異ウィルスが猛威を振るい、町はロックダウン。
極限状態のなかで残された住人たちは、恐怖によりパニック状態に。
逃げ惑う人々のなかには、幼い子供やおばあちゃんなど弱い立場の人も多くいた。
救急隊員のジグは、己の責務を果たすために奮闘する…。

パンデミックを描く泣けるアクション映画です。上映時間は122分。
致死率100%、感染からたった36時間で死亡するウィルスに主人公は現地に残ることで、脅威と立ち向かいます。
しか障害となるのはウィルスだけではありません。パニックになった人々と対峙しなければならないことも。それでも生きるために前を向かなければいけません。
残されたわずかな余命で、ジグは人々を助けるめに救急隊員として立ち上がります。
息もできない緊張感の溢れるアクションシーンだけでなく、「本当に起きるかもしれない」と想像してしまうくらいリアルな描写や表現が楽しめる作品です。上映時間は122分です。

19:ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

科学者の石神武人は、自宅で妻の死体を発見する。
動揺する石神の元にかかってきた電話は、なんと殺された妻からだった。
混乱に陥った石神の元に、警察がやってきて、殺害の疑いをかけられそうになってしまう。
追われる身となった石神は、ひょんなことからカン・ジウォンと行動を共にすることになる。
事件の真相を追ううちに、「自身は”石神”という名前ではない」と知り、なんらかの理由で偽りの姿を演じていたことに驚愕する。記憶している思い出どころか、目に前にある世界が真実かどうか分からなくなってしまう…。

日本・韓国で共同製作された映画です!監督・脚本はキム・ソンスが担当しています。上映時間は120分です。
作家・司城志朗による小説を原作として、映画化されました。
韓国語の言葉で話すトップスター・西島秀俊は、日本の作品では見られない一面です。
なにが真実で、なにが嘘なのか。まるでミステリー小説を彷彿とさせる謎が謎を呼ぶ展開と伏線に、最初から最後まで気が抜けません。意外な結末に、鑑賞後はもう一度、見返したくなってしまうでしょう。
狭い車のなかでの戦闘や銃を使ったアクションなど、アクション映画として多彩なシーンを楽しめるので、必見です。

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